リタ実験(2009.11.14)

深夜にこっそり・・・
■食洗機実験
1回目
リタ粉小さじ1・クエン酸小さじ1・・・・粉か色素が、下の段の茶碗などにうっすら茶色く残っていた。水をつけて、アクリルタワシでこすると1度で取れた。コップやステンレスはくすんでいないけれど、白いお皿の段になったところとかにやはり茶色のものが着いたので、すこしリタ粉が多いと感じた。

そして2回目
リタ粉小さじ4分の1・クエン酸小さじ2分の1・・・ほぼ思い通りの洗い上がり。コップやステンレスはクエン酸効果でピカピカ。縦長の、細い湯飲みの中だけ、茶色の着色あり。途中何度か食洗機を開けてみたが、泡立ちはかなりいい。まだリタ粉を減らすことができると思う。

そして3回目
ほぼ成功と思われる3回目の食洗機投入実験
リタ大さじ32分の1とクエン酸小さじ2分の1を入れて、食洗機をまわしてみました。

途中で開けて、放っておくと泡は消えるのですが、また作動するとあっという間に泡立ちます。
つまり、攪拌している間、界面活性作用が発生して、汚れを落としはするけれど、泡切れはとてもいい状態なんだと思います。
重曹のみ入れると、ガラスやステンレスが少しくすんでしまうことがありますが、かなり改善します・・・てか、酸性なのでほぼない!!
茶色の着色もなし、ガラスも、ステンレスもくすみ無しで、平気でした。
油汚れも温度と、界面活性作用で落ちてしまっていて、出来上がりのお皿はツルツルピカピカでした。

洗い桶などに、水とリタ粉を入れて使うと、大さじ1杯でも、ものによっては途中で足さなければ、キレイにならないものもあるらしいのに、食洗機では、クエン酸効果と温度とで、ほんのちょっぴりで大丈夫のようです。
節水効果だけではなく、食洗機は洗浄剤も天然のものだとこんなちょっぴりでいいのか・・・とやった私がびっくりでした!
むしろ、多く入れると泡立ちは良くても、なにか残ることを気をつけなくてはならないようです。

以前、ホールのリタを配った時に、bubuさんからも疑問のあった、アルカリにはどうでしょう実験をやってみました。

■リタ溶液アルカリにどこまで耐えられるか実験

大さじ16分の1に30ccほどの水道水を加えてリタ溶液を作りました。
そこに、小さじ1杯の重曹を入れてみました。

思ったとおり、シュワシュワ泡が出て、中和反応が起こりました。
そのまま放置して5時間後・・・

意外なことに、界面活性作用はアルカリに負けていませんでした。
振るとまた泡が立ちます。
赤茶色のリタ溶液は濃い深緑・・写真上は黒に近い色になっていましたが、むしろ、むっちりとした泡が立ち、なかなか泡が消えません!

■更に、一気に重曹を加えました。
底に溶け残るほど、足しました。
それから2時間後・・・

なんと!それでも、しっかりと泡が立ちます。

重曹と、どうやって上手く使うといいのかは、まだ分かりませんが、リタの界面活性作用は、アルカリか酸かといったことで消えるタイプのものではないようです。
重曹水に浸けたり、ペーストでこすったあとの食器でも、そのまま食洗機に放り込んで、回しても大丈夫だったのはそのおかげのようです。
ただし、アルカリ負けして真っ黒になっちゃうので、お洗濯に使うときは厳しいかもです。そのまま着色してしまうのかは分かりませんが・・・・

とりあえず、第1弾の実験結果報告です。