「食べる」ということ・・・(2009.8.18)

心筋梗塞で亡くなった人の食習慣を考えた・・・

朝は食べない。
お腹が空くと、スナック菓子やチョコレート、キャンデイをつまむ。
お昼は入らない。
中途半端な時間にお腹が空くから、またお菓子やチョコを食べる。
胃がもたれるので、夕食はさっぱりしたもの。
夕食をしっかりとらないから、寝る前にはまた何かをつまむ・・・

こんな生活を、20数年続けていたのだから、そりゃ体に影響が出ないほうがおかしい・・・・
何年か前から、高肥満の高血圧で眼底出血を起こしたり、ひどい貧血になったり・・・・
それでも、食習慣を直すことはしなかった。

食事の中に「命」を感じることがない・・・
体を労わるという、最低限のことさえも感じない。
自分で自分を殺すような、そんな生き方だと思う。

でも、今、そんな食生活の人は実はそんなに珍しくはないと聞く。
とりあえず、少し体の調子がおかしくても、すぐに死ぬわけじゃないから、なかなか悪い習慣をやめたりは、しない・・・・・・
いくつか、症状が顔を出しても喉元過ぎればなんとやら・・・少しは健康的な生活もして見るけれど、またすぐにもとの生活に戻ってしまうのだ・・・

今、手や足や内臓が動けるのは、私たちが毎日食事を摂り、体を維持してきたからだ・・・・
良質なものを摂取してきたならば、健やかな体と共に日々生活できているはず・・・持病があっても、上手く折り合いをつけて、気持ちのいい生活をしているはずだ。
悪質なものを摂取してきたら、何か病気と仲良くなったり、病気までは行かなくても、どこかおかしな状態が見え隠れしてきてもおかしくはない・・・・

10年後、20年後の健康を掌中に収めたければ、せめて良い食事と良い睡眠をできうる限り確保しなくてはならない・・・・・・

突然死んだその人は、40代だった・・・・
周囲の驚愕ぶりは半端なものではなかった・・・・悲しいとか残念とか・・・そんなものではなく、まさに「驚天動地」だったのだ・・・

「食」を考えれば、実は何倍も体を酷使しているから、実年齢は倍だったかもしれない・・・