かねてより、計画していた家族旅行に出発!
直前に大変なことがあって、実はキャンセルしようかとも思っていたのだけど、子供の年を考えると、せいぜいこんな事ができるのも今年と来年くらいしかない。
相方が、「強行突破するぞ!」と言うので、その気なら、私も従うぞ!!
と、言うわけで、実現しました。
たたら体験なるものをさせてもらうというもの・・・・
★「鉄の歴史村」
レジャーというものは、いくつかに区分できる。
例えば、ディズニーランドのような、「周りが楽しませてくれる」場所に行くこと。
それから、野球の試合やコンサートのように「自分が楽しみに」行くこと。
今回は、自分が動いて「楽しみを見つけに」行く、そんな体験の旅、なのだ。
熱い鉄を打ち、世界に一つだけの、自分のペーパーナイフを作ったり、金属の特性を学びつつ、好きな言葉やイラストをデザインしてメダルも作る。
私と相方は、(親子体験にもかかわらず・・・)ただ見ていただけ・・・
さすがに息子は二人とも中学生なので、もう、親の手伝いは要らないようで、自分たちでペーパーナイフも、メダルも作ってしまいました。
でも、おかげで、たくさん息子達の一生懸命やっている写真を撮ることができました。
緑の深い、神話の国は、もののけ姫の舞台そのもの。
観光地ではないので、変に人懐っこくないところも気に入った。(いや、まあ、観光地のそれは、それでいいんだけれども・・・・・)
緑深い、水に恵まれた類稀なる土地の、鉄にまつわる秘められた話は、胸に深く響き、涙が出た。
目を痛め、命を削っても、鉄を生み出す作業をやめなかった職人を「村下-むらげ-」と呼ぶ。
呼び方さえ知らなかった私だけれど、不可思議な懐かしさと共に、心に刻み付ける。
たくさんのことを学んだ2日間だった。
また、きっと私はここに来るだろうと思った。
次は、マイ包丁でも作る体験教室に来よう。
学ぶには2日間ではとても足りなかったので、もっともっと、学びたい、と思うのです。
“