現地調達したいものがあって、
最寄りの食品店に出かけたらば、
家でのすしパーティーが流行なのか、
見慣れた海外醤油の隣にすし酢、みりん、みそスープ、
それに、巻きすとしゃもじまで置いてあった。
確かに、すし酢があれば御飯に混ぜるだけだから、
簡単に料理できる。なるほど、と思った。
体を整えてくれる酢。
そして良質のエネルギー源になる飯。
実はけっこう疲れているときにすし飯を食べたくなる。
さすがに今、一式買いそろえて作る気はしないけど。
お米のコーナーはまだまだインディカ種が大勢を占めていた。
いろんな色と形に出会えるのを目で楽しんだ。
帰りに寄ったチャイニーズデリで、
赤ん坊をバギーに乗せた女性が、
「すしはないのか」と、
店員に聞いているのに遭遇した。
おやおや。
海外でスシといえば握りのことだと思っていたけれど、
ひょっとして巻きずし&ばら寿司のお店を開いたら、
人気が出るのかしらん、と、空想しながらホテルに戻った。
中庭の花壇の彩りが、やれやれ、ばらちらしに見えた。