静岡県藤枝の「こころ木造建築研究所」さんが開催している「ここらぼスクール2009」にお邪魔しました。心配した天候も藤枝はバッチリ「晴」
こころ木造建築研究所さんは、木の家造りを通して地域木材の活用・職人技術の伝承・木の文化の再構築を目指しています。自然と人との共生を考え、本当に豊かで安全な暮らしを求める活動を実践されています。今回の講座もその一環として企画されました。
メインはホンママ、サブはのんちゃんで2時間30分の実習付講座でした。
●参加者は18名:主婦はもちろん、6ヶ月の赤ちゃんをつれた新米ママ、小学生、高校生と年齢層も広かったです。重曹について「使っている」、「知っている」、「初めて」の比率は其々3分の1でした。
●場所はこころ木造建築研究所さんの隣にある古民家「こころ庵」 木の文化が息づく素敵な会場でした。
皆がお座布団に座り、薪ストーブで暖をとり、懐かしい銘仙の着物がたくさん飾ってあり、無垢の木のテーブルで実習と、とても和やかな講座でした。緊張もちょっぴりほぐれる設定でした。
●講義:パワーポイントを使って下記の内容を説明しました.
・私の経験談と合成化学物質を使うことによる影響(環境、後世に渡り)
・地球や体の浄化システムを説明しながら、自然素材、中でも「重曹」を使うことの意義
・重曹の作用、使い方
・ビネガー・石けんの働き
・重曹生活の素タイル
●実習:クリームクレンザーを作りました。
●質問コーナー:主な質問内容
「O157対策用に塩素系のものをおいているが、それを安心なものに代えたいがどうしたらいいか?」⇒エッセンシャルオイルのエアーフレッシュナーの作り方を伝授
「肌荒れがする子供のお風呂どうしたらいい?」
「重曹を使った洗濯の仕方」「石けんとの上手なコラボのさせ方(洗濯編)」
「洗顔石鹸にどんなものを使ったらいいの?」「良質な石けんの定義とは・・・」
「天然の重曹と人工のものとどちらいいのか?」
「ビネガーでは落ちないガラスの汚れ落とし」
「赤ちゃんに使っていい精油とは・・・?」
「セスキとの違い」
参加者からの熱心な質問が続きます。
重曹生活が次世代へも繋がってくれれば、これほどうれしいことはありません。
私の重曹生活の中で記念すべき貴重な1日となりました。