対面(2008.12.15)

息子達とじいちゃんを対面させる・・・
具合が悪くて、ICUに入っていたりしたし、そのあと、一般病棟でもしばらくチューブまみれで、子供たちに会わせられる状態ではなかったので、11月半ばから今日まで、まったく会えずにいた祖父と孫であった・・・
随分と回復して、上半身のチューブは全て外れたので、声も出せるし、ベッドを動かしたら、座ることも出来る。
子供たちは、今は風邪もひいていないし、会わせるなら今がチャンス!と相成った・・・。
下の息子が、受験に受かったのをことのほか喜び、入院してから、(はじめてかもしれない・・・)ようやくにっこりとうれしそうに、とても穏やかに笑ってくれた。
まだ流動食を少しずつ・・・という状態なので、すっかり痩せ細ってしまって、子供たちを心配させているじいちゃんではあるのだけど、それでも、「死」から少しずつ遠ざかっているのを感じる。
よくがんばったね、お義父さん!
今日も、儀式のごとく、エッセンシャルオイルを胸と耳の下、そして枕やシーツにポトポトと垂らして帰る。
いつもの私の行いに、相方も息子達も驚きはしない。
多分、この効果も結構あるんじゃないかと密かに確信している。一応、主治医の許可は、ICUにまだいる頃にとっている。
苦しそうだった義父に、何が出来るだろうと考えても、完全看護の中、これくらいしか出来なかった。
でも、きっと、植物達は分け隔てなく、私たちに力を貸してくれたと思うのだ。
いつも、私や家族、友人達にしてくれるように・・・・・