野菜と宇宙と(2008.11.28)

驚くほど、冬野菜たちがつやつやと育っている。
またしても、身辺がいろいろと落ち着かない状態になって、畑どころではない・・・
それでも祖母が、ちょこちょこと手入れをしてくれているので、荒れた感はまるでない。
緑の手を確かに持っている祖母は、野菜も花も、木も・・・・何もかもとても上手に育て、増やすことができる人なのだ。
忙しくて時間がない・・・そんな時ほど、掃除よりも食事に手間をかける私がいる。
掃除はトリアージで充分。
そんなことよりも、体の健康を損ねたら、掃除さえ苦痛になるのだから!
畑からと買ってきたものと・・・それらの野菜をたっぷり使って、食事の用意をする。
疲れ果てた体にじんわりと染み込み、ほっこりと体が温かくなる。
食べ物は、生きるための糧で、私という一人の人間を生かしてくれている。
自分にできることではない。
生かされている、野菜たちに、家畜たちに、果物たちに・・・・
私も家族も・・・・人はみな、一人ぼっちでは生きてなどいけない・・・
「生かされている」ということの不思議を、実は毎日、毎食私たちは体験しているのに、普段は忘れ去っている。
自然の声を、聞き逃さないよう、心を込めて食事を作ろう!私も地球と宇宙の一部・・・繋がっているんだって、作るとき、食べるとき感じながら動作する。不思議な感覚だけど、幸せ。