9月7日(木)声のように音楽を聞く

終日イヴェントでドタバタ。
騒ぎは深夜まで続く。
全部終わったときは夜が白みかけていた。
このタイミングも、9月に入って、
やっぱり少し遅くなってきたなあ。

骨伝導のイヤフォンを手に入れたので、
生まれて初めて内耳に直接伝わる振動で、
いろいろな音楽を聴いている。

とはいっても音は漏れる。
これまでと違って直接耳を塞がないから、
外の音も聞こえやすいだけで。

おもしろいのは、
振動子の位置を調整すると、
フッとよく聞こえるツボみたいなのがあること。
思わず、聴覚器官の解剖図、などというものを、
まじまじ見てしまう。

しかしたいてい正面からの耳の断面図なので、
横からみた場合の各パーツの位置がわからない。
3Dグラフィックがあればいいのだろうが。

骨が震えている。
自分の声を聞くときのように、
少しくぐもってビブラートがかかっている。

こんなふうに聞く、
本来、鼓膜を伝って聞こえるべき音楽は、
私の頭蓋のどこかなにかに、
新しいやり方で直接働きかけるだろうか。