テレビの修理に来ていただいた。
なんでも基盤のひとつに過電流が走ったそうで、
「ホラ、ここがダメになっているヒューズのところですよ」と、
回路の一カ所にある芥子粒のようなノードを指す。
パンッという破裂音はそれが飛んだときの音だという。
よくあるんでしょうか。
うーん、ごくたまーにですけどねー。
今は回路の一部を直すといったことはせず、
基盤ごとごっそり取り替えです、と、
大きな板のひとつが交換された。
何事もなかったように、テレビ復活。
四六時中見ているわけではないけれど、
映らなくなると何か欠けたような気持ちがした。
夕方、都心のビルの中で揺れを感じた。
そのあとは、気温がふっと下がった。
外は、電車が止まった、
新幹線が遅れた、と少し騒ぎになっている。
でもここしばらくの家電のトラブルは、
たぶん、もう収まるだろう。
“親分”がアースしたから。