ある意味、最後のPTAの夜のお話(2008.2.21)

昨日は子供の参観日。
どんぐりタイムと言うんだよ(笑)カワイイでしょ?
炭焼きの発表を見て、面白かった。
連ちゃんで、今日はPTA・・・・いつもと違う、地区の合同の連絡協議会となっている。
子供の習い事と重なっているので、これが結構面倒なんだよね・・・時間の配分。
まず、会社から自宅に子供を迎えに戻り、塾に放り込み、再び戻って夕飯の用意。
そんな急いでいる時に作るメニューとはいかに・・・??
●さんまの塩焼きに大根おろし
●ねぎと豆腐の味噌汁(乾燥わかめと麩のトッピング)
●ニラ玉
●お漬物やゆかりなど、細々としたもの・・・・

といった、お急ぎ30分で完成メニューです。普通、あっためるだけで大丈夫なシチューとか、カレーにしませんか?と言われそうなんだけど、もう、我が家では何年も、市販のルーを使っていない・・・。
つまり、カレーやシチューのほうが、作るのに時間がかかるのです。なので、急いでいる時ほど、焼き魚にお味噌汁・・・・というようなメニューが台頭してきます。
煮込み時間とかは、圧力・活力の両鍋のおかげでぐっと短縮なんだけど、そこに至るまでの仕込みの時間がとてもかかるのです。
ホワイトソースにしても、我が家では植物性のオイルと地粉、豆乳・・・それだけではコクがないので、アーモンドをミルサーで粉砕したものと白味噌、白ゴマなどを適量足して、いかにも・・・といった感じに仕上げています。
これに、どんなに短縮しても30分はとられるんです。

のんちゃんは、お料理自慢なのね???
いえ・・・はっきり言いますが、お料理はさほど好きなものではありません・・・(ぶきっちょなんだってばっ!!)。
むしろ、しなくて済むならやりたくないです・・・他の家事同様に・・・
仕事も、家事もせず、だらだらと過ごして、たとえぶくぶく太っても、美味しいものを食べ、「のんべんだらり」な人生が理想ですが、そんなに美味しい話は現状有り得ません!
働かざるもの食うべからず・・・・油断すると、私も相方もすねがなくなるほどかじられています!!すね復活の為にも働いて働いて、また働いて・・・(オイオイ・・・オーバーです・・・いくらなんでも・・・・^_^;)

でも、この間から世間を騒がせている毒入り餃子にしろ、その前からずっとある、残留農薬のたっぷりついた野菜しろ、遺伝子組み換えの野菜を使った料理にしろ・・・・・安全なものを子供にも自分にも必要としたら、手作りしかなくなってしまったのです。
さほど、厳密ではありませんし、神経質に「きぃぃぃぃ!!!!」っとなっているわけでもないですが、根底にあるのは「出来うる限り」・・・というものです。
日本のお野菜だって、全部が全部無農薬なんて、有り得ないと思います。
お野菜達を購入したら、重曹水に浸けたり、タワシでこすったりして、それぞれのお野菜に応じたやり方で、そこそこ汚れや農薬を落とします。
そして、調理をして、あとは美味しくいただきます。
コロッケも、ハンバーグもそうして、自分で作ります。
普通は入っていないであろう、お野菜までも入れて、時分家オリジナルのモノが出来上がります。
それは、続けていく為のほんの少しの楽しみのエッセンスの一つ。オリジナリティと言うものです。
テレビで見る限り、顔をマスクと帽子で覆って、手袋に白衣・・・消毒された、衛生的な工場でお野菜達は、そんなにきちんと洗ってもらっているのかな?お客さんが美味しいと頬張る様子を思い浮かべながら作ったりしているのかな?
海を渡って、それからもまだ長いこともたせるために、「食品」ではない物を混ぜてませんか?
味を調えるために、旨味ではなく、甘味を加えていませんか?
どれも「?」です。
お豆腐まで、自分で作る時間はなかなか取れないけど、せめて、素材をきちんと選び、そしてお料理をしたいのです。
素材を見極めるほうが、安全かそうじゃないかを分別するのは簡単です。
既に完成されたものの中から何かを嗅ぎ取るのよりはよほどシンプルです。
美味しいかそうじゃないかは、自分の腕にかかってくるだけです・・・。
美味しく作ろうと思えば、手抜きを出来ないプロセスも発生してきます。抜いたら、それなりの味にしかなりません。
そうして、いろいろとやっているうちに、傍から見ると「面倒くさい」ことをやっている、おかしなオバサンになってしまいました(笑)。
でも、なぜか、そういう生活を始めてから、家族の健康も、自分の健康も、とても良くなりました。
自己管理できる安心さで、精神的にもかなりゆとりがあります・・・。
今、心配なのは、まだ給食を食べている下の息子のことだけです。
あと、1年・・・・お弁当に変わったら、しっかりデトックスしましょう。お野菜をたっぷり摂らせて・・・ね。
良質のミネラルとビタミンは、体の何よりのお薬です。
多分、百薬の長。
玄米、雑穀、豆、野菜・・・そして、魚、肉・・・・。
体が欲する順番を、もう間違えません。
だから、どんなに忙しくても、出来うる限り食事の用意をします。
外食の時は、メニューを選びます。
「食」の与える影響は、体にだけじゃない、経済にだけじゃない・・・・目に見えず、普段は意識さえしない、もっと深いところで響いてくるもんなんじゃないでしょうか?