東京マラソン前夜・・・(2008.1.16)

羽田は混んでいた・・・・・
そりゃあね、そうでしょうとも。
しかし・・・・去年のようなのはゴメン!と思っていたら・・・・今年もなんだか嫌なことが・・・・

余裕で羽田に着いて、ゆうゆうとお土産を買い、搭乗ゲートに向かう私・・・・
ん?
何で警備員がいるの?
何?何?あの見慣れないダウンジャケットを着た人たち・・・・地上のスタッフさんたちも、何だか慌しい感じで、電話で話をしていたり、スタッフ同士で指示を出し合ったり・・・・。
その理由は10分もするとすぐに分かった。
機内で、病気になった人がいたんだ・・・。
勢い良く、ストレッチャーでががががが・・・・と運び出され、付き添いの女の人が、キャビンアテンダントと一緒にその横を走っている。
毛布やなんやかやでぐるぐる巻きにされたその人は、数秒後には、もう、遥か彼方まで去っていった・・・・。
救急車の音が遠くでかすかに聞こえる・・・・やがてかすかだったその音が聞こえなくなった・・・あの車に乗って行ったんだ・・・・と、誰もが頷いている・・・心の中で・・・。そこまでは、まあ、そうだったのか、と納得をする。
後からぞろぞろと降りてくるそのほかの乗客達・・・・何か指示を受けながら、ゲートから出てきて、ひとしきり混んだ後、またばらけていなくなってしまった。
問題はその後!
私は一人だったので、一番前の、向かい側に椅子のないベンチに腰を下ろしていた。
ゲート口の一番側の椅子・・・・。
だから、スタッフ達の話も、時折聞こえてしまう・・・。
今日は、雪のために、北のほうからの何便かが羽田に着いていない・・・なので、こういう場合によくとられる措置の、飛行機を取り替えると言うことができないらしいのだ。
同じくらいの大きさの飛行機がチャーターできなかったらしい・・・・最終便なので結構満席で、少し小さめでもいいと言うわけにはいかなかったようだ。
で、次なる処置・・・・
この(病人の出た)飛行機に予定通り私達を載せないとまずいわけだけれども、そのためには、色々なものを張り替えたり、消毒までする清掃をしてからでないと、次の乗客を乗せられないんだそうだ・・・・。
中でどんなご苦労なことをされていたのかは見ることは出来なかったけれども、大変なんだな~と思った。
しかし、ま、私はもう用事は済んでいたし、遅くはなっても帰れるということはなんとなく分かったので、ホッとしたんだけど、周囲の人は色々だった。
お仕事の人や、家族が迎えに来ている人は、連絡を入れたりなんやかや・・・。
怒りも湧くと言うもんだよね・・・。
放送の内容だけでは満足できずに、窓口で説明を求める人、スタッフの前でこれ見よがしに、友達同士で文句を言い合う人。
最終便の遅れなんて、病人の一人や二人、いてもいなくても、いつも遅れてて、こんなもんだと言うことを知らない人たちは、もう、パニックにも近い状況だった。
私は、去年のように、お泊りにだけはなりたくない、とひたすら祈ってました(マラソンがあるってことは、絶対今年だってホテルなんか取れないに違いないもんね・・・・(^^ゞもう、野宿はイヤ~ン!)!
500円のお買い物チケットをもらって、喫茶コーナーでおのおの食べたいものを食べたり飲んだりしてる間に、出来上がって、放送が流れた。
慣れているのんちゃんは、さっさと航空券ににサインをもらい、お買い物チケットをもらって、さっさとモノをぱくつき、いち早く座席に戻ってきました。
私が席に戻ってる頃に、まだお買い物券と交換してる人もいて、回数をこなすと、段取りの悪い私でもこんなに動けるようになるんだな、と、少しビックリ!
いつもより、かなり送れて到着したので、相方は仕事に、子供達は爆睡中・・・・と、やはり、迎えてくれたのは愛犬ねねだけという、閑散とした我が家でしたが・・・。

私には、東京マラソンはあんまり相性のよくないイベントみたい・・・・・
来年は日程を変えるとか・・・・でも、走る人はがんばってね!