寒い東京のホットな食材探し(2008.2.16)

荻窪講座にて「水」の話をする・・・。
ロープレをして、一見同じに見える、家事に使いやすい水と、そうではない水の違いを理解してもらう。
一番、講座の中で、地味な実験だったけれど、一番体感して驚かれた受講生の皆さんの顔・・・。
それは、数年前の私そのもの。
ま、そんなこんなで、とにかく終わり、ホンママさんと、お昼を済ませ、新宿に連れて行ってもらうことになった。
ありがとう、ホンママさん!

つれてってもらったところは
★新宿伊勢丹

いやー、さすが東京!
食材の宝庫で、CPPメンバーさんに連れてってもらうと、同じニーズを持ってることが多いので、ハズレ知らずです・・・。
乾物や、スパイスなんかのコーナは、とっても面白くて、ついつい時間が過ぎるのも忘れてしまいました。
ハーブ使いは大分上達した私なのだけれど・・・・精油もドライハーブも・・・・でも、似て非なるもの・・・・で、スパイス使いは、まだ満足がいっていない。
数回に一度、とっても美味しいカレーを作れたり、豆料理を完成させたりできるようになったけれど、それは、まだ「たまたま・・・」の世界。近くまで行ってるんだけど、ドンピシャじゃない・・・でも、数打ちゃ当たる・・・で、何度かに一度、どういうさじ加減か分からないけど、うんと美味しい・・・・と言うレベル。
自分で操作して、美味しくできてるわけではないのだ。
同じようにしたつもりなのに、次に作るとイマイチ・・・(>_<)
豆料理大好きな我が家にとっては、ママのスパイス使いが上手になる事は急務・・・・そして必須・・・。

分かっているのは、よほど大量に作るのでなければ、レシピ本に書いてあるスパイスの種類はともかく、分量は、目安であって、絶対じゃないと言うこと・・・・。
植物は、乾燥していようと、フレッシュであろうと、ナマモノ・・・・収穫の時期や、発育段階でのほんの少しの違いで、香りや味が違ってきてしまう・・・。
プロの料理人も主婦達も、その都度、調味料や取り合わせる野菜を微調整して、お客や家族の「美味しい」の「ストライクゾーン」にキメることで「流行るお店」であったり「ニコニコの食卓」を作り出しているのだ・・・。

その辺がね・・・・スパイスは、調味料や野菜より、ほんのちょっとの違いで顕著に出てきてしまい、しかも一度作ると、ごまかしの効かない材料で・・・・うっかり入れすぎて薬臭くなってしまったものは、もう取り返しがつかないんだよね。
だから、小匙1杯と書いてあっても、半分でいい時もあれば、2杯は入れないと物足りない時もあるんだと思う。
用心して、少量から入れるんだけど、数種類のスパイスの、ほんのちょっとの配合比の違いは、いかんともしがたく・・・・・。
また、ホール(粉状に砕いていないもの)と、パウダーの使い分けの方法もよく分かってなくて・・・・。
一度、きちんと勉強したいなあ・・・と思っていたのです。
ジャパニーズスパイス・・・・しょうがやニンニク、シソなんかを、計量スプーンで計って、おかずにかけてる人なんていないところを見ると、特性さえ覚えて、ささっと使えるようになるのが夢です。
外国の人がはじめてうどんを食べる時、薬味の按配が分からなくて、周囲を見ながら、おっかなびっくり、ちょっとづつ入れてるような感じです・・・・私のスパイス使いは・・・。

そこには関連本も丁度売っていて、購入。
なぜだか地元のスーパーで売り切れているカルダモンと一緒に購入。(何かのテレビ番組で、頭が良くなるとかで取り上げられたそうなんですが・・・・ま、スッキリとするって事ですかね・・・・そのせいで、メイワクなことに、スパイス売り場にカルダモンだけがないのよ~(T^T)カレーが作れない~)
別に、インド料理店の味にするつもりはないんです・・・我が家の人たちが美味しい、と言って食べてくれるスパイス使いを構築したいだけなんです・・・。
なかなかに難しいですが、とても面白そう。
がんばって勉強しますわ~!!