寒稽古(2008.2.3)

昨日雪が降って、この冬2度目のはっきりとした積雪の朝・・・・。


おうちの窓のガラスというガラスは結露でびしょびしょという寒い朝だったのにはビックリ。
使っていない部屋の結露は凍ってさえいた。
楽しくガラスの拭き掃除を済ませ、外を見たら、いかにもキーンと冷えてる空気の気配・・・。
そんな寒い日だけど、下の息子は空手の寒稽古。
私が道場まで車で送り、その道場までバスが迎えに来て、夜にまた送ってきてくれる手はずになっている。
寒い夜のお迎えは、私にはキツいけど、引き受けることに・・・。
相方は今日はお仕事で多忙の為、頼ることはできない。
寒稽古は息子にとっては、初めてのこと。
それまでは、寒いだの面倒くさいだの・・・・要するに、ちょっとでも辛いことは避けて通っていた。
最近、兄を見ているせいか、随分チャレンジ精神を発揮するようになっていて、これもその一つ。
向かう場所は「こんぴらさん」。
そう、あの金比羅歌舞伎で有名な、こんぴらさんの石段を道着で駆け上がり、ご祈念をし、広場で稽古をし、模範演技を見せてもらい、駆け下りる・・・という手筈・・・。
その後は「琴参閣」にてお楽しみの、温泉と宴会となっているのだ。寒い中、投げ出さずに、きちんとやり遂げられたことに、満足そうな顔で帰って来た。
少し到着のバスが遅れて、寒い中待つことになってしまったってハプニングはあったけど、積雪もあったことだししょうがないよね~。
キラキラお目目と、ピッカピカの笑顔で車に乗り込み、たくさん色々な出来事を話してくれる。
それは、どれ一つとっても、彼にとって大切な宝物になるんだろう。
実のところ、兄と同じ中学に行きたいと言いはじめていて、そうすると、空手を続けるのはかなり難しい事になる。
恐らくは、卒業と同時にやめなくてはならなくなるだろうと思う。
どうしてもやりたければ、協力はしてあげると約束はしているが、たくさんのことを試してみたいという気持ちのほうが大きいようだ。
いつでも再開はできるので、一度やめても問題はないしね。
辛さや苦しさを含めて、何かをすることの楽しさ、と呼ぶことを、ようやく気付き始めた彼のステップの一つ。
経験をしっかりと明日へ生かして欲しい。
帰宅すると、ハミガキもそこそこに、ベッドでことりと眠りに落ちた。
よほど疲れたみたいで、着替えもせず、そのまま・・・。
シャツのボタンや、ジーンズのウェストボタンを外してもまるきり気がつかないほど、ぐっすり・・・。
明日には元気に起きてね。
おやすみなさい。