食つながりで・・・・そういえば・・・・なんだけど、四月からずっと、上の息子のお弁当作りは続いている。
土曜日だけは、部活のことや私の息抜きで、学食を利用してもらっているけど、普段の月~金までの毎日、学校のある日はきっちり作っている。
慣れればさほど大変でもないし・・・・ちょっとした事なんだよね。
夜ご飯のとき、ちょっとだけ手を加えておけば、朝、温めなおして詰めるだけなので簡単。
例えば昨夜は豚のしょうが焼きを2・3枚多目に作っておいて、あらかじめ別のお皿に取り分けておく。
スープの中に大き目に切った大根やニンジンを入れておく。
ご飯にスープから取り出した豆をのっけて、周りに手作りのゆかりを振り掛ける。
豚のしょうが焼きを暖めて詰めながら、根野菜はアルミカップに取り分け、チーズを振ってオーブントースターでグラタン風にする。その辺にあるみかんを切ってデザートにして、出来上がり、と言うわけ。
いつもこんななのだが、息子からは別段文句も出ない。
大体空っぽにして弁当箱を返してくれる。
手間は前の日にかけ、朝は極力手を抜けるようにするのが続けられるコツかな・・・。
一方、下の子は、実はまだまだ心配な給食・・・。今回のギョーザもそうなんだけど、出元が分かりにくいものって口にさせたくないな・・・。
給食に携わる方達が路頭に迷うのは社会的に困ることではあろうけれど、この状態って、給食は止めろって事なんじゃ・・・・
給食費払わない人はいるし、原油高騰で、値上がりについていけなくて、給食費もいよいよ値上げ・・・・そして、偽装や毒物混入・・・・・。
すごく大変なことのオンパレード・・・。
食を取り巻く環境は最悪だよね。
少なくとも、自宅で作るお弁当は、そのリスクを少しだけ緩和できる。
偏るとか、好きなものしか食べないとか、色々言う人はいるけど、そんなの、朝と夜でバランスとればいいことなんじゃ・・・・^_^;
昼のご飯だけぴしっとバランス取れてても、他が偏ってたら同じじゃないか・・・。
この間、某国営放送局で、「四国羅針盤」ってのをやっていて、大学生のひどいパターンの食生活がレポートされていた。
食事の代わりに、お菓子やスナックしか食べない・・・というひどいものだ。
この飽食国家日本に住みながら、なんてこと!!
最終的には、自炊する人たちも出てきたり、ミールクーポンでバランスのとれた食事を取れるような取り組みもなされ始めた・・・という前向きなものだったんだけどね。
私も学生時代、ファーストフードが大好きで、マックもケンタくんもよく行ってはいたけど・・・・せいぜい週に1度だったと記憶している・・・・あの頻度は絶対おかしい・・・。
胃がもたれたり、体調を崩したりするはずだよ・・・・。野菜はほとんどとらないで、炭水化物・肉・油・塩・砂糖・・・・ぱっと見てそんなものしか入ってないでしょう?というようなシロモノ。そのほかに入ってるのは、化学合成物質なんだから・・・いくら天然由来ですってったって・・・もはや、そういう問題じゃない。
もし自分の子供があんな生活をしてたら、「渇」入れます。大学辞めさせて、農家か猟師さんのところで修行させます・・・・食事をなめとんのかー!!!!と叫びながら・・・・
食というのは私たちを作る「基」なんだよ!!健全な体にしか健全な精神は宿らないってのは、まったく正しいと思う。
だって、病気の時、「100万円要らないから助けてくで~T_T」・・・って思いません?痛かったり苦しかったりがひどければなおのこと・・・・。
病気がちだと心も病みます・・・・人が言ったことに変に過敏になったり、被害妄想に陥ったり・・・それは、多かれ少なかれ、みんなあるんじゃないだろうか。
心と体は、一体で、どちらかが病めば、必ず片方も影響を受けることは間違いがない。
最近のキレやすい子や、とんでもない犯罪を犯す人達の食生活ってどんなのだろう?
体の喜ぶ食事をしっかり摂って、まずは健康でいなければ、明日の楽しみを享受できないかもしれないって事を子どもにしっかりと伝えて行こうとその時に思った。
それから、もう一つ・・・・最近掃除をせっせとし始めて、料理も楽しくなった。
よくテレビなんかで出てくるゴミ屋敷や片付けられない人のおうちの台所を見ていると・・・・カップラーメンやお弁当の空き容器が袋に入っていて、それがどかどか重なっていて・・・・・夏には相当臭うだろうと思う・・・・水垢がびっしりついてたり、いつから置いてるのか分からないお皿が置いてあったり・・・水さえ使ってないカラカラのシンクもあったかな・・・・そんな場所で美味しい手料理を作る気には、確かにね・・・ならないと思う。
だから、お掃除をできるだけこまめにすることにしたんだもの。
使いやすい清潔なキッチンは、「お料理してね!」って言ってるみたいで、ついついもう一品作りたくなる。
全ては、影響しあってるんだと、特に最近体感する。
だから、どれか一つでも徹底的に手を抜き始めると、生活はあっという間に、崩れ去る。
どれ一つも、稚拙でも、甲斐なくても、コツコツやっていくこと・・・・それを頼りにやっていくつもり。
何をしたい、どれが欲しいと言っても、やっぱりだから、基本は「食」!
腹八分目で頭スッキリ、血液サラサラ、デトックス!
そんな健康があれば、少々のことはさらりとかわせるはず。
生き方の下手な私だけど、何とか前向きでいけてるのは、食べ物も生活品もナチュラルで、優しいものに囲まれているからだと思う。
大切な、「食」を決しておろそかにしない生活は、実は自分や家族にも優しい生活なんだと、遅まきながら・・・・・気が付く。