そんなに前でもなかったけど、覚えてるほど最近でもなかった・・・この言葉を初めて聞いたのは・・。
先に説明してしまうと、「良質ではない睡眠」と言う意味。ジャンクフードのジャンクと同じ・・・。
ネットでこの1ヶ月くらいかな・・・よく見かけるようになった。
その単語のまま自分に当てはめるとまさしく私は「ジャンクスリーパー」だ。
仕事やなんやかや・・・・夜中にするってことはあまり本当はいいことじゃない。
持ち越してしまうそれらを、昼間に全部片付けられれば一番だけど、なかなかそうもいかない時もあって、やがてそれが常習化してしまった。
現代人にはとても多いらしくて、私一人じゃないと言うことの安堵感のようなものもあるし、そう特別なことじゃない、という言い訳がましい思いもある・・・。
脳が疲れる状態を、意識的に作っている訳だから、中毒に近いものがある。
たまに何かの弾みで、早く寝て、スッキリと起きた時は、とても体が軽くて、調子がいいんだから、本来のリズムはこうなんだろうと思う。
分析すれば、えらく簡単で、私の最初の睡魔はいつも8時くらいに襲ってくる・・・。
さすがに、その時間にはまだ寝るわけにはいかなくて、お風呂なんかにも入っていないのは不愉快極まりないので、ここぞと睡魔と闘って踏ん張る。
次は大体10時から11時の間くらい・・・・ここでもまだ何かしら用事が残っている・・・・。
すると、次はうんと遅くて、2時から3時の間・・・・となるわけ・・・。
間でうつらうつらしたり、本当に勝てなくて眠ってしまうこともあるけれど、ベッドに入ってないと、結局ワンサイクルで目覚めて、次の入眠が上手く行かない・・・。
だから、ジャンクスリープまっしぐら・・・・となってしまっているのだ。
インスタントやレトルト、と言った添加物や化学物質を含め、栄養素の問題ではなく、きちんとした食事を摂取しないでいると、体はだんだんと鈍くなり、不調を訴えなくなる。美味いと思うようにもなってくる・・・・そして、随分と時がたってから、思いもかけない病気になったりして帰ってくる。
この間、良く遊びにいくブログに「原因と結果の法則」と言うのがあって、なるほど、とうなずいていました。
その話で思い出したこと・・・・
大学の時、ある教授が、「皆さん、体に不調なところがありますか?」と問いかけ、「10年前の食生活を思い出してください・・・不調の原因は自分で分かるものがほとんどですよ」・・・と言ったことがある。
私は出産以降、体の調子が悪くなったとしばらくは思っていたけれど、そういえば、それより10年位前、大学生の頃は、(今の子供達ほどは乱れていなかったけれど)ファーストフードをたくさん食べたり、偏った生活をしていた。ジャンクスリーパーになったのもこの頃だ・・・・。
若さに任せて、めちゃくちゃだったかもしれない。
あの頃は、徹夜が少々続いても、へっちゃらだった・・。
勉強も遊びも、自分の体を振り返らないで、どこまでも力ずくで進んでいっていた・・・。
かなり過信していたんだろうなあ・・・。
不調さえ無視して、何一つも変えないで、ただ前進していたんだもの・・・。
だから、丁度、出産と育児が始まった頃からここ数年くらい前まで、体調は絶不調だった・・・。
今もし、何か病と闘ってる人がいたら、あえて言うのもどうかとは思うけど・・・・10年前、生活がひどくありませんでしたか?
私は、子供のおかげで、そこそこ規則正しい生活と、食事をするようになって、マイナートラブルから解放されました。
食も、生活も・・・・・あとはこの、ジャンクじゃない睡眠をマスターしないとね。
セルフコントロールは、時にとても難しい。なかなか思うようには行ってくれない・・・・・。
でも、環境のせいにしないで、自分が選んだのだと認識しないといけない。
もし、今、私が癌や生活習慣病になったとしたら、それはあの頃のツケが回ってきた・・・と観念すべきことなんだろう。
何年もやってきた不健康な生活のツケはまだまだ残っていることを、自分が一番知っている。
ツケがありながらも、既に健康的な生活を始めて、数年経った・・・だから、そこから10年経った時の自身の変化がとても楽しみだ。差し引き、もう何年かしたら、体験できる。
いい生活とは、私にとって、贅沢だったり飽食だったりするわけじゃない。
そうそう、それでもう一つ思い出したのは先日のテレビで梅○辰夫が誰か他の芸能人の1日の料理を見て「全然ウマそうじゃないだろ!」と、批判したこと。
料理上手を自負するかの人の食事は、確かにタコのカルパッチョだとか、なんたらサラダだとか、見た目には華やかで、ロウ細工のような繊細な料理だった。
でも、私の目には、そのキレイな料理はどれも、ほんの一口ずつでいいようなものだった。
ぱっと見ただけでも、ビタミンもミネラルも全く足りないし、野菜も炭水化物もほとんどなかった。
彼の批判したある人の料理は、玄米や雑穀米、豆や大豆製品、ゴマやたくさんのお野菜を伴っていて、体に力を与えてくれそうなメニューだった。
今はどうあれ、10年後、この2人がどうなってるのかに注目しようと思う。
そちらも実に楽しみだ。
食は体を作り、体は仕事をする。仕事の質は自身そのものを現す。
そうは思いませんか?