もう既に、暦の上では秋に入っていることは承知千万!
しかし、度重なるイベントなどで、どうしても土用干しが出来ていなかった私の梅・・・・。
土用も最後と言う、5・6・7日と、立秋の8日まで、息子達の協力を得ながら梅を干し、シソを摘み、アクを抜き、ようやく漬け込みが完了しました。
キラキラと塩を吹き、カラカラに乾いた梅を見ながら、なんとも幸せな香りを嗅ぎました。
昨年は忙しさと疲労で、ビンごと外に出して日に当てるのが精一杯で、正直、いまひとつ美味しい梅にはならなかった・・・。
土用干し・・・ってとても大切なんだな、と理解した瞬間でした。
それに、シソも、市販のものを使わざるを得なくて、塩漬けしたものを使ったら、余計に美味しくなくなってしまった・・・・スーパーのドブ漬けしたものよりはましだけどね・・・・。
とにかく、美味しくなかったので、残すことをせず、一番早く料理に使ったり、ゴハンを炊くときに入れたりして、消耗を早めました。
幸い、昨年はそんなにたくさん漬けていなかったので、大分なくなってほっとしているところ。
数年前に漬けた「古漬けの梅」は、お腹の病気の特効薬に進化しています。
ゆるくなったお腹に、本当によく効きます。
風邪にも・・・疲れもよく取れるし、どこから来るのか、この薬効効果・・・・・驚きです!
そのことにビックリしたので、数年寝かせた梅を食して、「医食同源」したいな、と思って、多めに毎年漬け込むことにしました。
一部食べながらも、一部残しつつ、大切に保存しましょう・・・。
さて置いても、この土用干しは10日以上前にしたかったこと・・・。
やはり、シソの色の出が悪く、幾分、鮮やかでないのはすこし旬を逃していると言うことの証明みたいなものだ。
それでも、何とか完成しました。
あとは寝かせておくだけ・・・・。
しっかり干された梅は、きっと美味しい梅干になってまた私を助けてくれるはず。
でも、一つだけ・・・・・今年は下の息子(料理好き)が良くお手伝いしてくれたので、この息子の何かがブレンドされた梅に仕上がります。
きっと、私だけの時より、美味しく仕上がるでしょう。
え?上の息子?いまひとつ(やれと言われればしますが)料理はあまり好きではないようです。
これも個性かな。