台風が去って、サメウラは満水になって、念願の取水制限はようやく解除された。
九州の惨状を見ていると、とても素直に喜べないことなんだけど・・・・。
そんな中、上の息子が体調を崩した。
珍しいことに、胃腸炎を起こしたらしい・・・。
理由は至極簡単なこと・・・。
期末テストも終わり、連休明けからは2泊3日の臨海学校に小豆島に出かける。
帰ってきたら終業式、夏期講習会があるとは言え、夏休みに突入なんだもの。
そんな気のゆるみから、夜更かし・夜食(内容:ジャンクフードと冷たい麦茶!)。
普段の11時までに就寝(ほぼ10時にはいつも寝ている・・・・)、きちんと食事・・・から程遠い生活をほんの1.5日間やっただけ・・・。
どうやら、真夜中に見たいアニメがあると言う・・・。
ビデオかDVDに撮ればいいじゃない?と言うけれど、リアルタイムに見たいと主張する。
夜中の2時半からそんな番組(正直下らないアニメだ・・・何度か一緒に見たが、笑いも誰かの2番煎じだし、キャラクターもどっかで見たことある感じのもの・・・・)やらないで欲しいよ、ホントに・・・。
でも、ま、やってみるだけやってみりゃイイや、と思ってOKを出した。
ただし、それで、次の日の当番の「朝食」が時間通りにできてなければ、来週からはダメと言うことで成立。
我が家では、土曜は下の息子が朝食の当番、日曜は長男が当番なのだ。休日くらいは少し働いてもらわないとね・・・・母は忙しいのだ!
朝食は何とか作れたけれど、お昼に差し掛かろうという時間になると、腹痛に吐き気、青黄色い顔で私に体調不良を訴えて来た・・・・。「はーって、息吐いてごらん」
「はーーーーー」
「あ、息がくさい!こりゃ、やっぱ胃をやられてるね!」
と、あっという間に息子の診断終了。
後は簡単、玄米スープを作り、飲ませ、オブラートにくるんだ梅エキスをぽんと口に放り込んだ。
それもスープで飲み下させる。
麦茶は室温で冷ましたものに重曹を一つまみ入れたものを飲むように指示する。
冷蔵庫の冷えたものは今日と明日はダメだと言い含める。
反抗期なので、本当は言う事を聞きたくないんだけど、嫌々従う・・・・体調が悪いと実に素直なのよね。
今までの体験から、言う事を聞いていたほうが早く楽になれることも体得しているから・・・。
それから数時間後、小康状態だったお腹がきりきりっと傷み、慌ててトイレに走って入って行く息子・・・数分後・・・。
スッキリした顔の息子が現れる・・・。
どうやら悪いものはすっかりお腹から出たようだ。
胃を荒らし、腸で暴れ、食べ物を欲しくなくさせるその悪いものは、何だったんだろう。
内側からしっかり彼を攻撃し続け、ようやく戦争は終わったらしい。
歯磨きを忘れた時のニオイとは明らかに違う口臭も収まった。
おかしくなるくらい、顕著・・・。
夜には玄米粥と少な目の具の入った野菜スープを食べさせ、腹七分目くらいを目安にね、とこれまた言い含める。
散々、「そんなもの見るからだよ!」「体調崩してまでやることなの?」・・・などなど、嫌味たっぷりのお説教をする・・・。
さすがに今回はまずかったと自覚する息子は、嫌な顔しながらもおとなしく聞いている。
結果、ビデオかDVDをセットして寝ることに決定。
休日の早朝に録画したものを見る、ということで話はまとまった。