水不足・・・やっぱり重曹(7/6)

早明浦ダムの貯水率が回復しない。
水不足で厳しい状態が続いている。
降ってはいるんだけど、大幅回復にはやはり無理があるようだ・・・・。
大雨で大変な地域もあるのに、もう、どうしたことだろう!

でもね、重曹生活をしていると、最低限の水使いで生活が出来るもんなんだと納得納得!
洗い物は、コップに少量のお水で重曹ペーストを作り、アクリルタワシでこすりながら(ゆすがず)そのまま食洗機へ・・・。
そして、洗剤ポケットへはクエン酸。
既に汚れは落ちてるので、洗いあがりはピカピカです。
お風呂は少し水量を落とし、家族で一気にお風呂に入り、省エネを心がける。
インドハーブで洗うと、髪も体も一度流せば大丈夫なので、大幅に水量節約できる。
入浴剤に重曹を入れておけば、お掃除もこすって軽く一度流すだけでつるぴかバスタブ!
そして洗濯・・・・ゆすぎを2回にして、こまめに種類も分けて洗濯をする。下処理をした白物やタオル類、浸け置きをしておいた下着や靴下、汚水を捨てて、出来るだけ漂白や別洗いをしないように、一度で済む様にする。

漂白せざるを得ない場合は、必ず石けんと重曹を足し、汚れが再付着しないようにしておいてから、明日の洗濯物と一緒にもう一度洗濯機に入ってもらう。
それだけ特別にお水を使わなくて済むように・・・。

節水ゴマや水圧を下げるなんて当たり前のことは、この家に入居するときに全て処置済みです。
以前住んでいたマンションで徹底的にしごかれましたから、身に沁みています。
今の家には井戸があるけれど、水道水のほうに速やかに取り付けました。
それほど、ここは水が足りない土地柄なのです。

農業をする人が減って、手入れをしないから・・・と言う理由でため池もどんどん埋め立てられています。
食糧危機はそこまで来ていて、今は休耕田でも、再開しなくてはならないかもしれないのに・・・・その時水はどう確保するのだろう・・・。
植物はお日様の光と美味しい土と、そしてお水がなくては実りはありません。
行政はやっぱり何も考えてはくれないのだな、とため息が出ます。
私たちに出来ることはまだあるかな?
節水のたび、色々な生活の仕方の無駄を探します。

今日もさっき、水を流しっぱなしで洗車していた人を見かけました。
真っ赤な外車はピッカピカになってました。
昔はこういうのを見るとむかっ腹が立ってしょうがなかった・・・。せこせこ節水している自分がばかばかしく見えてきて・・・。
でも、最近はちょっと違う。
ああ・・・あの人があんなに使っちゃって・・・・だったらあの人の分も私が余計に節水しなきゃね、って考える。
結果、がんばった分、水道代が安くなるんで、お得だったりもするしね。
水がないってだけで暑苦しいんだもの、その上頭に血が上ったらもっと大変!
小さな取り組みも楽しみに変えるように、自分の頭で処理しなきゃ・・・・変わらない人にどうこう言ってても埒は明かないものね。
だったら自分が考え方を変えて、できるだけ柔軟にいかなくては。腹の立つこと許せないこと、山ほどあるけど、やっぱり自分も完璧じゃないもの。
きっと自分の知らぬところで、気付かぬところで失礼も失敗も一杯してるはずなんだ。
だから、せめても気付いたことはやっておこう、と思う。
水は命を支える大切なもの、それを一番知ってるのはこのあたりの人たち、だと思うよ。