学校の行事・立て続け前編(5/26)

中学校の中間試験が終わり、ほっとしたのも束の間、すぐにPTA総会。
ただの総会だけではなくて、保護者の懇親会や、学年によっては修学旅行の周知会なども兼ねていて、まる1日の大忙しの日となる・・・。
まずは、朝8時50分から授業参観。
さすが、中学だな、と思うのは、保護者が来ても、ちらりと見るだけで、すぐ授業に戻る生徒達・・・。

小学校のときは、こうではなかった。
もっとも、クラスが荒れていて、あれが普通ではないと言うことは気付いてはいたけれど・・・。
まず、授業に集中できないスバラシイ環境で、いじめっ子達は、真っ直ぐに大人の目を見て、それでも嘘がつける子達だったりしたから、こちらは面食らう。
いじめている相手の親に向かって堂々と「こんにちは」と告げるのだ。
自分達のしていることの意味が分かっていないのか、それとも、人を精神的・肉体的に傷つけることを大したことじゃないと思っているのか・・・もう、私には理解の範疇は超えている。この中学は、ああ、いいなあ・・・と思うのは、生徒達が結構挨拶ができること。
まったく知らない保護者でも、通りかかると「こんにちは」と頭を下げてくれる。
校長先生は「まだまだなんですけど・・・・」と言うが、同じクラスにいたのに、道であっても知らん振りをするもと上の子の同級生数人よりはよほどいい。
私から、恐いオーラが出てるのかもしれないけどね(笑)

いやいや、出会いがしらに思いっきり、顔を90度横にぷいっと向ける、もと同級生の子供のある親よりも数百倍よくできた子供達だ(1回文句言われたからって・・・お前がコドモかよっ!)。

思春期と挨拶は別、という厳しい指導のおかげか、本当にこの学校の子供達は少々服装の乱れている子でも、きちんと挨拶をして通り過ぎる。
そういう子達は、きっと素敵な大人になっていくだろうと思う。
メールに頼ることなく、自分でコミュニケーションをとることのできる大人に・・・。
メールはツールの一つであり、自分を全て表現するものではないはずだから。
ちなみにこの学校、高等部は知らないけど、中等部は携帯の持込禁止。
お友達のうちに(学校に許可なく)外泊したら停学という厳しさもある。
それは、どんなにいい子達でも、この年代、喫煙や飲酒に興味が出てくることは必須。
集まってしまって夜を過ごすとそういうことをやっちゃう場合も想定されるので、学校は許さないとの事だった。
まあ、それはさて置いても、忙しいスケジュールの中、なかなか友達と遊ぶ約束までは、要領の悪い息子は手が回らないってのが本音・・・。

がんばれ、息子!