丁寧に、丁寧に(5/24)

磨く・・・。
先日手に入れた、ピアスを、丁寧に丁寧に・・・。

良品ではあったけれど、相当に古いものなので、美品とは言いがたかった・・・。
酸化してるところがあるし、なにやら、汚れがキャッチの内側にくっついていたりもする・・・。
クリーニングしなくちゃ!

このところ、マメではなかったけれど、実は、こういうちまちましたことって、昔好きだった。

ピアスや指輪と言ったものを綺麗にするには、デンタル用の歯ブラシ類はとっても便利なのだ!
もともとが、口の中の、汚れを落とす為の何ミリ単位の間のお話なので、アクセサリーにはもってこいだ。

まずは、今回の場合、アルカリでは変わらない石と金属であるので、重曹をぬらした指先にちょこっとつけて、あらあら磨く。
それから、歯間用のブラシに、今度は小麦粉をつけて、凹凸の部分もゆっくりと磨く。一回一回、水につけて、小麦粉を流しながら、汚れが取れているか確認しながら磨く。
表面の汚れや小さなくすみやサビが取れたところで、今度は、酸化したシルバーをもとのピカピカさんに戻す溶液を作る。

著作権に引っかかるとやばいので、詳しくは「天使は清しき~」に載ってる方法・・・・とだけ記述しておきます。

ぬるま湯に、キッチンに常備してある、「あるものA」と「あるものB」を溶かし、チョキチョキ切ったアルミホイルを数枚放り込んでから、アクセサリーをゆっくり入れる・・・。
しばらくすると、アルミホイルが黒ずんできて、溶液が温泉場の硫黄のニオイを発し始める・・・。
もう数枚アルミホイルを足して、また数分おく・・。
なかなかしつこい汚れなので、一度溶液もアクセサリーもビーカーから出し、再度、新しく同じものを作って放り込む。
今度はそれほどニオイもアルミホイルの黒ずみもなく、キャッチの裏側までピカピカになっているのが見えた。
えーい!モノのついで・・・と、その溶液で効果のありそうなアクセサリーは全部放り込む。残りのアルミホイルも・・・・・。

30分後・・・・・

アルミホイルは真っ黒、ニオイは臭く・・・でも、水で綺麗にゆすぎ、キレイなタオルで水分を切ってあげると、どの子もピカピカ!
久しぶりにあかすりにでも行ったようなクリアな状態になったアクセサリーたちは、どの子も思い出のある大切なものばかり・・・。
軽く、ドライヤーの風を当てて、完全に乾かしてから、ジュエリーボックスに戻してあげた。

さっきまでのくすんだ感じがすっかりなくなって、何だか、部屋の電気のワット数が上がった(笑)みたいだ。

こんなに持ってたんだ・・・・好きでもないはずなのに・・。
やっぱり女ですね~、身を飾るものくらいはいくつか持ってるんですから・・・。

息子たちが運よく結婚できたら、その子供に女の子がいたら、形見分けしましょう・・・なんてね、そこまで考える想像力豊かな私・・・・・。

あ、でも、エリザベス女王みたく、いっぱい持ってるわけじゃないから、孫の数10人とかいたら、無理ですけどね・・。