皮膚疾患(4/23)

下の息子の給食の牛乳を止めて、しばらくが過ぎた。

すると、あんなに出ていたフケも、背中の湿疹も、全てが治まった・・・・少なくとも表面上は。
やっぱり、「牛の乳」と言うヤツは、かなり体に負担をかけるものらしい。
息子の体のことを考えて「牛乳」と言うものをいろいろ調べたことの一旦・・・・

まずは、栄養バランスがさほど優れたものではないと言うこと・・・。
人が必要とするバランスとはかなり違った配合比になっていると言うことなのだ。
あんなに飲め飲めと言われてる割には、かなり偏りのある食物だと言うこと・・・。
ミネラルもタンパク質も、実は吸収されにくい形となっていて、含まれているからと言って、効率よく体に入ってきてはくれないということ。
牛の子供に必要なバランスになってるんだから、仕方ないし、当たり前。
次に、日本人はつい最近までそんなものを頻繁に口にしていなかったので、消化酵素を含め、体が適応していないということ。
聞いたところによれば、あれに適応できる黄色人種は騎馬民族だけらしくて、つまりはモンゴルなんかに住んでるヒト以外はNGなんだそうだ・・・・長い間かけて、人は体をその土地でとれる食べ物に適応させてきたんだね!同じDNAを持ちながら、体で飼ってる菌や酵素って言う、ミクロレベルのことが違ってるなんて、何て面白いんだろう!
私たち日本の黄色民族は、一部は違うようだけど基本はやはり農耕民族。
穀類を中心とした栄養の摂り方がやはり望ましいようだ。
息子を見ても、私や相方、もう一人の息子を見ていても・・・・目に見えて、体の調子がよくなっている。でも、一方、この息子はチーズやヨーグルトはわりに平気で、こちらは食べても湿疹は出ない。
だから、動物タンパク質のアレルギーと言うわけではないって事が良く分かる。
夏に、ラッシーをよく作ってあげるんだけど(インドのヨーグルトドリンク・・・・プレーンのヨーグルトを冷たい水で割ってフルーツソースをかけるだけ!甘味はオリゴ糖や蜂蜜で調整・・・超簡単!でもってウマい!)
これも、微生物の力だ。
さっきの話の続きになるけど、牛乳のタンパク質は割と小さいので、ちゃんと分解されないまま・・・つまりはアミノ酸にきちんと分解されないで腸壁で吸収されるため、体に負担をかけるという話だったし、更には、日本人は3分の2が牛乳不耐症とも言われてるほど・・・・日常誰でもが気軽に摂取するには、かなり無理な食物らしい。
アミノ酸に分解されないと何が困るかって言うと、体の組織や血液の成分になったり、エネルギー源として使ったりするのに再合成をするわけなんだけど、それができないってこと・・・。
積み木を崩して、他の形を作ろうと思うのに、アロ○アルファでびちっとくっつけられていたら、崩せないでしょう?
結果、体外に排出せざるを得なかったり、一部くっついたままのものを無理に使ったりして血液などの中に入り込み、息子のように皮膚疾患などアレルギー症状を引き起こすことになるというメカニズムだ。

ところがね~微生物は上手く分解してくれて、体に優しい食べ物に変えてくれてると言うわけなの。
ヨーグルトが大丈夫なのもそのおかげ。
アロン○ルファをものともせず、引っぺがし、ちゃんと分解してから私たちに差し出してくれる。
だから、体に入ってきても、牛乳に比べるとずっと負担が軽いと言うわけなんだよ~WOW!

ビバ!微生物!
ブラボー!乳酸菌!

日本では、牛乳そのものの処理の仕方にも問題があって、高温殺菌処理をしてしまったら、すごく不味い・・・。
大切な微生物も死んでしまうので、余計に負担をかけるらしい・・・・・。
沸騰させて放置した水のほうが生水より早く腐るのに似ている。
必要なものまで熱の力で無くしてしまうからだ・・・。
酸素と微生物の差はあるけれどね・・・。

それからまだ心配なのは、その「お乳」を絞ってる牛の餌や、牛そのものの健康度合い。
これは確かめるべくもない・・・。
おのおのの家に電子顕微鏡や学者が漏れなくついてることはないので、口にする前に遠心分離機にかけて、成分を調べて・・・・なーんてこと、できるはずもない。

うちの下の息子はアレルギーテストでは食べ物アレルギーは皆無だったので、そう言う意味での体質に合ってないと言うことはないのである。
だから、牛乳も、毎日でなく、200ccでもなく、もっと少量であれば、多分大丈夫なんだろうけど・・・。

仕方ないので、豆乳を毎日持たせて学校に通わせている。
それはまるっきり平気で、健康を害することはない。
さすが、こちらは大豆の力!
畑のお肉なだけあって、絞ったものはやはり畑のミルクなのね!!!
ずっとお豆とお付き合いしてきた日本人の体質にはぴったりなんだろうなあ。

豆乳は、コクがないので、きな粉を混ぜたり、擦ったいりゴマを混ぜたりすると、凄く美味しい。
息子はゴクゴクと、あっという間に200ccを飲みきった。
学校でも朝食時も夕食時にも・・・
だから1日あわせて600ccの時さえある・・・・・なのに、こっちはなんも出ない・・・・。

日本人はやっぱ、豆食って湯葉食べて、ショーユや味噌なんかの豆加工品を摂ってれば一番いいのかもしれない・・・。

地産地消・・・・・これはすごく正しい気がします。
今住んでいるところで、採れる可能性のあるものを食べると言うことは、無理がないんでしょうね。
土地や食べ物に、私たちの体は、ゆるやかにしか、適応できません。
それを踏まえて、生活すれば無理がないんでしょうね。
高温多湿の夏のある日本で、牛乳の栄養を無理なく摂取するのには、やっぱり微生物に助けてもらうのが一番なんだと思います。
飲まない、ではなく、飲めるものに変えましょうって事。
給食(強食?)の牛乳・・・・ヨーグルトに変えてさえくれれば・・・・なんて思ってしまいます。
少なくとも、今よりは飲めない人、減るって思うんですけどね。

そうそう、私も咳やなんかの関係で、ちょこっと検査をされて結果が出ました。
あんまりにも咳が長くて怪しい(結核とかね)のと、微量とはいえ、ステロイド剤を使うので、肝・腎臓の機能を調べるそうなんですね・・・服用中・・・。
息子より少し後に検査したんだけど・・・。
数年前に比べると明らかに状態がいい!
貧血もないし、すこぶる健康な血液になっていました。

食べる量が減り、一般には栄養のバランスが悪いと言われるくらい野菜を摂り、玄米を食べています。
でも、体調はずっと良くって・・・・・だから、今回の結果にも納得納得!
咳が出ても体力も全てが落ちるわけじゃなくて、少しは丈夫になって行ってるみたいなんです。
血液がいいということは、全身の細胞たちは元気でいられるってことで、細胞が元気なら、当然体の調子はいいんでしょう。

カルシウムが少し足りないので、小魚の摂取を増やしました。
あとは、お日様を浴び、適度に歩いて、カルシウムの減少に歯止めをかけましょう。

息子達や相方も、健康でいられるように、もっと気を配らなくっちゃ!
がんばるぞーっと!

ちなみに、息子に持たせてるものは、無調整ストレートのものとコーヒー風味のものを交代に(飽きないように・・・)・・・・コーヒー味は結構お友達には羨ましがられてるみたいです。