ナチュラルとアンナチュラル(4/9)

フォーラムに質問が来ている。
当たり前で、いつものことなんだけど、ふと、不思議な規則性に気付く。
今回は、お風呂の床が白くなってしまったと言うもの・・・。
今までにも似たような質問は多く寄せられていた・・。

キーワードはナチュラルとそうでないものとの組み合わせ・・・。
決して、お皿をこすったり、ガラスをこすったりした時にトラブルは起きないのに、人工的なもの・・・ことさら、最近開発されたものとナチュラルなものはハウリングを起こす。
いわゆる、思いもかけない、大袈裟になってしまった・・・望まない結果・・・・。

重曹と言う、遥か昔から私たちの体にある物質・・・自然と言えばこれ以上自然なものは他にはそうたくさんはないほど自然なもの・・・。
人工的に作ってさえも、自然に負荷をかけない不思議な物質・・・。

それが、人工的なものに使うと時々驚く結果を招く。
白くなったり、色が抜けたり、色を変えたり・・・・。

まだ、質問の本当の答えは分かっていないけど、一つ、心に決めたことがある・・・。

重曹やビネガーと言った自然のものさえ使えないような素材のものを、私はこれから自分の生活スペースには置かないことにする。
極力排除する。(できないものもあるだろうね・・・)
食器や小物から、バスタブや家具に至るまで、これからはそうしよう・・・・。気持ちの良い生活に、実は要らないものはたくさん存在している。
それらを極力排除することで、更に気持ちの良い生活が送れるような気がする。

メーカーさん達にも本当にお願いしたい・・・。
重曹やお酢レベルの、生活で出る範囲のPhごときで、変質してしまうようなものを、世に送り出して欲しくない・・・。
そして、気付けば、自然なものとの共生が一番ラクで、手入れがしやすく、重曹を使うのにもビネガーを使うのにも臆さなくていいものだったりする・・・。

そう考えると、くるりと一周・・・・自然なものにより近いものを開発するってのは、なんだかひどく滑稽に思われる・・・。
人は自然から離れてなんか生きて行けない生物なんだな、と、ただ納得する為に発展をしているのが人類なら、自然とともに暮らしている野生の生物と実は何にも変わってないんじゃないの?

ヒトは、悲しいくらい滑稽で、恐ろしいくらい自然の一部なんだね。
何を生み出そうと、地球を壊すくらいひどいことをしようと、しっぺ返しをいずれ食らうのも自分自身。

生活品のナチュラルとアンナチュラルは、実は同じだったんだな・・・。
もともとそこに持っているか、目指してるかの違いだけ・・・同じ性質を競ってる・・・・。