有給休暇(2/7)

今日はお休み。
随分前から、友人と会う約束をしていて(だから、息子の風邪も悪化しないようにせっせと世話していたんですけど・・・策略的かしら・・・?^_^;)・・・。
実際に会うのは、2年ぶりくらいだと思う。
彼女は、この数ヶ月、とても大変なことがあって、私も同じく・・・・なので、2人で一段落したこの時期に会うことにしていた。
本当に会う日時を決めたのは先月だったけどね。
映画館もレディースデイで安かったのでラッキー!!
場所は、ワーナーマイカルシネマズ高松です。
実は、なんの映画にするか、しっかりとは決めていなかった。
いろいろあったけど、この間、渋谷でeriさんと観た「こまねこ」も上映中だったのを発見していた。
ようやく、2月に高松で封切りなんだよね。
私以上に癒しの必要だった彼女に、これ観ない?と勧めていて、「でも、同じの観るの悪いわ」と言ってたんだけど、好きな映画は何度か観ることもある私なので、あまり気にしないで、と答えて、2人で観ることに。
HP↓
こまねこさすが、高松!
普通の日と言うこともあって、人気のあるものは結構込んでいたけど、私たちのところはたった5人。
しかも、自由席。
うーん・・・ゆっくり観られたことは喜ばしいですけどね。
こんなに良い映画にたった5人とは・・・・文化レベルが少し悲しかったかな・・・。
他の映画が悪いわけじゃないけど、コマーシャルしてないと、本当に観ないものなんだね。

この映画は疲れた心をゆっくりゆっくり、溶かしていってくれて、私は再度感動してしまい、彼女は最初の「にゃにゃにゃー」という、かわいらしい声にとても癒されて、それだけで涙がこぼれそうになったという事です。
それほど、張りつめていたものがあって、ずっと、疲れていることもよく分からないほど、心が緊張していたのでしょうね。
私もそうでした。
数ヶ月前はね。
ふとした時、ちょっとしたキッカケで何かに心の琴線が同調して震える・・・そして気付く。
ようやく、彼女の心が少し緩んだんでしょう。
細部まで作りこまれた優しい空間は大人になってもなお残っている、何かピュアなものを思い出させてくれて、そのピュアな物を何度も何度もぎゅっと抱きしめたくなります。
忘れない為に、ちょっと自分にプレゼントをしました。
本です!製作の過程が緻密に書き込まれています。
どうやって、この映画ができていったかをずっと可愛いイラストで紹介している本です。
友人は、こまちゃんのぬいぐるみ系のキーホルダーとポストカードを買求めていました。
何か、記念品が欲しくなる・・・そんな映画だったんですよね。
それからランチして、お茶して、彼女を駅まで送っていきました。
名残惜しかったけど、まだまだ話したりないようなそんな気持ちだったけど・・・。
また、私たちは主婦に、家庭人に、生活に戻る。
今日はほんの少しのリゾートなんだよね。
心に栄養・・・そんな日もなければ、日常はただただ平坦で面白くない物になってしまう。
平和な日本で、映画を見て、美味しい料理を口にできる・・・これは当たり前のようなことだけど、本当は決して当たり前じゃない。
地球の人口から考えて、そんな贅沢をできる人はほんの一握りなのだ・・・。
そして、今できていても、ずっとできるかは分からない・・・危うい物だと感じる。
全てに感謝をする。
これだけ素晴らしい物を与えてもらってる私は、きっと何か返さなくてはいけないはずなのだ。
些細な家事かもしれないし、ボランテイアかもしれない・・・。
でも、返さなくてはならない物を、私は確かに享受していると、最近特に感じる。”