0+1=1
1-1=0
当たり前じゃない、何言ってるの?
そうなんだけど、私が数学嫌いからそうでもなくなったキッカケになった数式がこれだったの。
「0」という概念を、最初に数学に入れた人はすごいと思うのよね。
ものがあって、「1」。
それを取るとなくなってしまうというのは、まだ分かる。
でも、なにもないところへ、1つ何かを持ってきたら「1」になると言う感覚は、最初に誰が考えたのか・・・。
0+1=1
インダス文明にはその概念があったと言う・・・。
数千年前にその概念を持っている民族があったというのには驚く。
今は、教育を受けた人間の全員に普通にある感覚・・・・「0」。
同じく日本人にもなかなか不思議な感覚がたくさんあって、固有の素晴らしい感覚を普通に使っている。1つながりで、「一期一会」。
なかなか、この感性を他の国の人に分かってもらうのは難しい。
「一期一会」とくれば「侘び寂び」・・・。
これも、理解を得るのがかなり難しい。
単語の説明は、辞書を駆使すれば直訳できるだろうけど、感覚と言うのは伝えにくい。
当てはまる単語をもった民族って、地球上に日本だけなんじゃないだろうか?
私は日本が好きだし、これよりほかの国に住みたいなんてそうそう思わないけれど(遊びに行くのならどの国でもいいですけど・・・・)、悪いところもいっぱいあって、かなりいびつな国だ。
「0」の感覚をこれだけ共有できるのなら、他の感覚も、時間がかかってもいつかは共有できる日も来るのだろうか?
例えば「平和」、例えば「幸福」。
どうして、望むのにそちらになかなか全員が向けないのか・・・・。
いつか全員、そちらに向いて、共有できる日が地球上に来ればいいのに・・・。
自然の法則を無視しない関係を築ける日を見るには、私の寿命じゃ足りないだろうけどね・・・。