久し振りの苦痛

やはり、今月、つらつらと書いてきたとおり、疲労って、なめてはいけない!

今朝から、生理痛の激しい痛みに襲われる。
昨日、暑さで体を冷やしすぎたのかもしれないけれど・・・・。
下腹部と腰の鈍痛くらいは我慢できる。
でも、吐き気と、全身の寒気は、ありえないほど私を動けなくした。
朝一番はまだましだったけど、午後から、3時間ほど、ベッドに転がったまま動くことが出来ない。
水分さえ欲さない。
それでも、水だけは、と思って飲むけれど、嘔吐感にかなり襲われて、嚥下することが苦痛を伴う。
久し振りだ、これほどひどいのは・・・。

でも、6月7月は、(自主的ではあるけど)拉致監禁状態だったので、自分自身に何かの処方をする暇はなかった。
生理は2度あったけど、どちらも、薬に頼らざるを得なくて、せっかくのナチュラルライフがガタガタに崩れた月でもあったのだ。
いつものクラリセージとラベンダーのお風呂では効き目を現してくれず、ドライジンジャー、岩塩、重曹を入れて、慌てて再度入浴。

全身が暖まると、さっきの入浴では、芯まで暖まってなかったことを自覚する。
思いもかけない疲労で、代謝が相当落ちているようだ。
暖まった血液が全身を巡ると、痛みも吐き気も、完全ではないけれど、とてもおとなしくなる。

母親がいなくて、泣きわめいている子供の元に母親が帰ってきたかのように、ぴたりとおとなしくなる。
じっくり暖まって、体を軽くゆすぐ。
こういう時は、皮膚も敏感になっているから、石鹸を使うと、意味なくかぶれることもある。

だから、ハーブビネガーを洗面器に薄く溶き、頭や体を浸して、しばらく置いておいてから、お湯で流す。
汚れは穏やかに剥離され、必要な潤いはしっかり残る。

そして、本当はだめでしょう・・・・と思うのだけど、外出先や、出張の時には精油をブレンドする暇がないので、ある方法をよくやる・・・。
初めての人は、絶対にやらないほうが無難な方法・・・。

場所はトイレか脱衣所。
お腹と腰を、下着を下ろして丸見えにしても大丈夫な場所!
だから、お風呂上りが一番いいのだけど・・・。
手のひらに、大体5mlと思われるホホバオイル(出先だとオリーブオイルなんかを利用する・・・)を掌の窪みに落とす。
そこへ、クラリセージとラベンダー、今回は特別、ローズを1滴ずつ(ラベンダーは3滴入っちゃったけど、まあ、ラベンダーなので、寝る前だし気にしない!)落として、素早く両手で混ぜ合わせる。
そしてまた、素早く、下腹部と腰に塗りつけ、ゆっくりとマッサージして馴染ませる。
すーっと肌に染み込んで行くのを感じたら静かにやめる。

お腹と、腰がポカポカとしてくる。
それと同時に、痛みがほとんど感じないくらいに落ち着く。
少し、腸がぐにゅっと不意に動いた時痛みが走るけれど、じっとしてる限りは大丈夫。

手足の先まで、暖かい。
さっきのジンジャーや岩塩、重曹も助けてくれてるようだ。
体の中の臓器が、放っておかれて、きっと怒っていた。
無理やりに、鎮静剤で、2度までも押さえつけたツケが回ってきたのだ。

昨日、生理直前なのに、冷えをいつもなら感じるところを、逆にだらだらと脂汗を流すくらい暑いと思ったのは、代謝がすっかり悪くなってたようだ。
余分なものを、体に抱えさせるとこうなることをすっかり忘れていた。

以前、何ヶ月も、何年も咳に苦しみ、病院を転々と渡り歩き、吸入器を離さなかった頃が蘇る。
喘息の体質なんだ、薬も吸入器も離せない。
一生付き合うのだ、と覚悟をしたものだ。
大量の薬に、体の調子はどこか常に悪く、マスクも離せない。

ところが、まさかと思うほど、漢方で私は救われた。

「体中の細胞が、汚れた水分を抱え込んでいるのですよ。水を抜きましょう。」
「治るのでしょうか?」
「分かりませんけど、あなたよりずっと重症の人もたくさん治りましたよ。」

薬が体質に合うまでが、少し大変だけど・・・・と言われたけれど、それがなんでしょう?
もう何年も苦しんできたんですもの、あと何週間か何ヶ月、待てないわけがない。
私の体質は、水を溜めやすく、体が冷えやすく汗をかきにくい。便秘がちで、トイレの回数は少ない。
いわゆる、文字通り、冷え性で代謝の悪いタイプ。

なんともラッキーで、最初の薬が、効きすぎるほど効いた。
逆に、途中で、1度、緩やかな薬に変えるほどに・・・。
トイレの回数と、尿の状態は、今までにないショッキングなものだった。
少し不安になるほど・・・。
でも、数日で体も内臓も軽くなり気付くと、あれ、咳がすっかり止まっている。
尿の回数も落ち着き、それから、数回、風邪の後、お薬を処方してもらったことがあるけれど、今は、もう、ほとんど自己管理の範囲内でいけている。
そのためのアドバイスはお店に寄ったときに時々聞きながら・・・。
モチロン、自分でも勉強は始めた・・・・その時から。

そろそろプチ断食をしよう。
もう少し体調を整えたら・・・。
他にも余計なものを随分私の体は溜め込んでいるのだろうと思う。
明日から、軽い食事に変え、手足のマッサージと、お風呂での発汗を促すよう努力をしよう。

新しい季節を迎えるために、体の重荷をとって、変化についていけるよう、自分を、家族の体をもっと敏感に感じ取らなくては・・・。

また、そろそろと口うるさい母に戻ろうとしている。
朝一番から、「ウンチはしたの?」「夜はよく寝れた?」「朝ごはん、何で残してるの?お腹の調子が悪いの?」「昨日なに食べたの?」・・・・・・・・。
答えないと、ますますマシンガントークは激しくなる。

お腹の調子の悪い人には、苦手でも「ほら、梅干、ちょっとでも食べておいて」・・・ウンチがスムーズでない人には「ほら、納豆出してきたから、これを食べて」と、まだまだ未熟な自分の知識から、適当と思われる食養生を進める。

夜には、また、その結果を聞いて、次はどうするか考える。
昔は食事を残そうと、トイレの回数だろうとあまり気にしなかったのに・・・ゲンキンなじぶんが少し滑稽だなあと思う。
でも、これって、真剣なのです。

いずれ、私の手元を離れていく子供たち、私が残してあげられるものは、彼らの健康しかないのですもの。
どんな仕事に就こうと、進学しようと、その基盤は、きっと母親が作らないといけないのだと思う。
いや、父親でも別にいいけれど、要は、家庭の中の基盤を作っておかないと、これからますます難しくなるな・・・と漠然と感じているから。
それまで、充分、ごたごたした家だったのだから(ここ2ヶ月は特に)、せめて、これからはもっと足元を固めておかなくてはいけないと思うのだ。

大人でさえ、どうやって生きていくのが本当は正しいのか分かりかねる、こんな世の中。
財産は一晩で紙くずに変わり、信頼していた人間に殺される。
親が子を殺め、子も親を踏み倒していく。
産みたくないの、育てたくないと言いながら子供を作り、教育も愛情も与えない人がこんなにも増えてしまった。
「うちさえ良ければ」
それは、まだましなほうかもしれない。
「私さえよければ」に変わらないよう、充分注意をしなければ、足元はすぐすくわれる。

人であって人でない。
私も相方も、そして子供たちも、そんな人間にはなって欲しくないし、なりたくもない。
人に生まれたことを喜び、人として乗り越えて生きたいものだ、この地球にすっくと立って。

体はアロマの力で明日には落ち着くでしょう。

でも、心の溝や傷は決して埋まらない。
そんな溝を掘る人、私にも、他の人の心にも傷をつける人は、身近にもいる。
人を傷付けたことを気付いている人も気付いていない人も・・・。
随分前でも、覚えているものだ、心無い人の言葉って・・・・。
あれは、確か4月だったと思うのに・・・。
ディスカッションと、丸め込みは違うと言うことが分からない人だった。
まだしばらく付き合わなくてはならないけれど、そんなことは些細なことだ。
あちらが悪いと分かっていることに関して、あちらはイライラするだろうけど、正しいほうは構えていればいい。
そんな対人トラブルは、指先のとげくらいに、小さな痛みでしかない。
来年の今頃には、彼女の顔も思い出さないのだろうと思う。
今までもそうだったから・・・・。
脳はよくできてる。嫌なことは覚えていられないのだから・・・・。
それでも思い出すようなことは、きっとよほどなのだろうね。
私は、逆に覚えていたくてこうしてブログに記す。

もう1つの脳に、出来事を移す。
嫌なことも、些細なことも覚えていたいから。

でも、願わくば、小さなとげであっても、誰にも刺されたくはないものだ。
ブログには楽しいことがあふれていて欲しい。
悲しいこと、さみしいこと、そう変換できる人間になって行きたい。(えっっっ???充分そうだって?ううー大阪のおばちゃんが憧れなんですけどねえ・・・まだまだ、ハードルは高い!)

人を(小さなとげでも、ナイフでも)刺す人は鈍感な人が多い。
「人のふり見て・・・・」
はい、治すよう努力します。

体も心も、余計なことは溜め込まず、速やかに追い出す。
その排泄物は、きっと地球が中和して、穏やかに何かに変えてくれるから。
自分で溜め込まなくても大丈夫。

来年、読んで、その出来事を具体的に書いてなくても、思い出せるか自信はない。(かなり嫌なことも、本当に忘れるようになっている私の脳は・・・・ライターなんかやってたから・・・・・)
これも実験。