朝ごはんと愛情不足と発熱・・・

下の子が軽く熱を出した。
そんなことになるんじゃないかと危ぶんではいた・・。

先週くらいから、病院から自宅に戻ると朝ごはんをみんなが大量に食べ残していたから・・・。

まあ、幸い、すぐに熱は引いたけれど(ユーカリの足シップとラベンダー直接塗布で・・・アロマよありがとう!!!)、これではいかん!と、一念発起。

朝、5時半に病院で起床。
母の着替えを監督し(右の靴下と靴以外は自分でやれる!すごいぞ、母!)、タオルで軽く顔を拭いてあげ、髪をとかし、うがいをさせ、義歯を装着、そしてトイレの有無を確認後、車椅子に移動。
程なく6時になる頃に、夜勤の看護士さんに母を頼み、病院を後にする・・・。私自身は、汚い部屋着とTシャツ、顔も洗ってないし、髪もぼさぼさ・・・そのままで車に乗り自宅へ向かう。
この時間、まだ車は少ないので、15分ほどで到着する。

ごそごそと鍵を取り出し、玄関を開け、キッチンへ向かう。
保温器(ここ2年、炊飯してないので・・・^_^;)のご飯の量を確かめて、おかずを作る・・・。

ここ2日の間に変わった私のタイムテーブルどおりに動く。

今日は、豆腐とワカメのお味噌汁に、油揚げを焼いたもの。油抜きをしないと下の息子がうるさいので、熱湯にくぐらす。
卵の数も確認して、オムレツの用意もする。付け添え野菜はきゅうりの塩もみ。
ご飯をよそって、30分後朝食は出来上がる。
途中、「起きなさいよ~」と何度か声をかけておくと、ちょうど、匂いにつられて、着替えを済ませた主人と子供達が2階から降りてくる。

なんとも、ほんの3日前まで食べ残したり、ほとんど食べなかったことが信じられないくらい、完食!

時々席を立ち、水筒の用意や給食のお箸の用意を済ませ、行ってらっしゃいの準備。
やはり、ストレスが溜まっていたのだろうな・・・たくさんおしゃべりが飛び交う。
何気ない内容だけど、彼らの所属している世界での些細な、でもキラキラした出来事が次々飛び出す。
ずっと聞いていたい衝動に駆られるけど・・・そんなわけにも行かない。
時計を見ると、もう、7時20分、子供をせかしながら、食事を済ませ、(この隙に顔も洗い歯も磨く・・・)とりあえず再度病院へ向かう用意。
食器は重曹水に漬け込み、洗濯機の「洗い」のスイッチを押して、2時間後に再度帰ってくるときのための家事の下準備も済ませる。

子供達にはラッキーなことに、途中まで方向が同じ。
子供と車に乗って、学校と病院へ向かう。
車の中でもほんの5分だけど、また子供達とお話。
通学途中の道で子供を降ろし、子供は学校へ、私は病院へ。

少しラッシュにかかるので、8時前後に病院に着く。
今日の母は、ちょうどご飯を最期の一口にして、食べ終える直前。

そして、食べ終えた母を洗面所やトイレへいざなって、義歯の清掃、本格的(?)洗顔。
部屋へ戻り、足と腰の装具の装着と、今日の母のスケジュールの確認(お風呂の時間の変更など、たまに家族が必要なこともあるので・・・)

8時30分にリハビリルームへ連れて行き、昨夜の状態とトイレの回数等報告し、お任せして、再び自宅へ。

そして、この時間・・・。
家事を手早く済ませる。時間がないので、本当にざっとしていて、掃除と呼べる代物ではないけれど、窓を開けて空気を隅々まで入れ替えるだけで、随分と家の中が違う。
洗濯の「すすぎ」を2回にセットして、重曹を振り入れ、スイッチぽん!洗濯の続きをはじめながら、食器たちを次々食洗機に並べていく。
こっちもスイッチポン!ごおおおん・・・・と回り始める。
トイレにまずはビネガースプレーを振りかけ、重曹でこすったりもする。(勿論、汚れ具合に相談)
洗濯の2度すすぎの終わる40分がこの家事のゴール。
ゆっくり床を磨く暇はないけれど、窓を全開にして、掃除機をパブリックスペースにかける。
何とか生活空間をキープして、超簡単家事の終わり。
ちょうど、洗濯物できましたの「ピーピーピー」というブザーの音。
洗濯物をたたんでカゴにざざざと放り込み、ベランダへ干しに行く。

これから夕方まで、しばし、普通の社会人をやって、また5時から母の介護人へと変身する。

体は確かに少し大変だけど、どうしたことか、心が軽い。子供達と過ごすことは、私にとってはやはり、100個のサプリメントより霊験あらたかなようで、すっかりしぼんでいた心が、再びしっかりと立ち上がってくるのを感じる。
さて、携帯の充電もOK、会社にレッツゴー!