癒しと言うもの

このところ、とってもそれを欲している自分がいる。

ずっとイライラしていて、時間に追いかけられながら、子供を叱り付けたり、相方に八つ当たりする自分がいる。
思えば、それまでの忙しさって実は大したこと、なかったのね、と思う。

ちょっぴりそう言うことはあっても、すぐに軌道修正できる自分と家族たちだった。
でも、今回はそうは行かなくて・・・・。

今日は、子供達を久し振りに抱きしめてみた。
汗とお日様のにおいがした。
心地いい臭いで、心が安らぐ。

ずっと忘れていた心の中の何かがすっと出てきた。
上の息子はそろそろ思春期、嫌がるところを無理やり抱きつく母・・・・。(これも虐待?????)
下の子はまだ、大丈夫・・・・一番負担をかけてるのかもしれない・・・。私が忙しいと・・・・。

いろいろ起こるけれど、なんとかやってけるのは、人生投げないのは、こんな風に守るものがあるから。
自分一人だったら、根性のない私は、とっくに人生の落伍者になってるに違いないのだ。

ごく、普通の生活は、ごく普通で、幸せかなんて気付かない。
失ったその日から、突然、何気ないことが幸せだったと気付く。
朝寝坊する幸せ、お漏らしされて片付ける幸せ、どろどろに汚してきた服を見て、ため息をつく幸せ・・・・普段は怒っちゃうような出来事も、いちいち関わっていられない今の私に、「それって、すっごく幸せだったんだよ」と教えてくれる。

そう遠くないうちに取り戻せるであろう幸せに、今から感謝。
いちいち抱きしめなくても、気配を感じて、存在感を確認することが出来る日が早く来ますように、と心から祈る。

そんな状態の自分を、早く自分で癒すことが出来ますよう、それも祈る日々・・・。