「○○さんが来てくれるの、楽しみなんだよね」
と、言ってくれたのは看護士さん。
(※○○さんって、のんちゃんのことです!(^_^)v)
それは、私が母にマッサージをし、エッセンシャルオイルの香りを振りまいていくから。
同じ病室に3日ほど前から入院している方もそう言ってくれる。
気持ちがいいのだそうだ。
看護士さんの中に花粉症の方がいて、この母の病室に入っていい香りがするなーと思うと、鼻が通って、しゃきっとするんだそうで・・・・。
おかげで、母の病室は6人部屋なのに、食事時やリハビリ休憩時なんかも、他の病室からも2人ご遠征されて、看護士さんも(特に女性は)たださっと看るだけではなく、しょっちゅう足を止めてくれる。
他の病室と空気が違うようなのだ。
この病院って、とても清潔。いわゆる、尿臭のようなものがほとんどしない。窓も大きくとっていて明るいし、風が良く抜けるので空気がよどまないのだ。
色々な病院に行った事があるけれど、ここはかなりいい状態の病院といえると思う。
看護士さん自体も、「臭いって慣れがあるから恐いのよね、目で看てわかる汚れは掃除したり片付けたりするけど、臭いって、慣れてしまうから、外から入ってきた時だけしか気付かないのよね。」
と言っていた。
臭いはずなのに、臭いと気付かなくなる・・・それが良くないのだと言う・・・・。
ところが、この病室に来ると、リセットされるそうで、思わず空気を吸い込んでしまうと言うことだ。
この病室を抜けて、次の病室に行くと、違いが分かるそうで、だから、ただ巡視するだけでなく、立ち止まる。
立ち止まるから一声が二声、三声になって患者さんにかけられる。
声をかけてもらえるきっかけがあるから、刺激にもなる。
刺激を他の患者さんよりたくさんもらえるから良くなるスピードも速い。
スピードが速いから、スタッフの人もより熱心にしてくれる・・・・そんなことなのだと思う。
一つ一つはほんの小さな可能性だったりアクションだったり・・・・。
でも、こうして書き出していると、とても大きなパワーに発展していくのが確認できる。
逆ならどうだろう・・・・?
そう考えれば、明らかではないか?
そうやって、エッセンシャルオイルは、香っている間は当然ながら、人の臭覚にひっからなくなっても、じわじわと、殺菌や制菌、そのほかの持っている効果を体の中や外で発揮し続けてくれているのだと思う。
母のベッドパッドやタオルにも垂らし、常に母が守られるように処置して帰っているから。
ここの病院は、そういったことを許してくれる。
母のリハビリ用の服にはこの精油、パジャマはこちらと、用途別に垂らして持っていくようになった。
いろいろと、やってあげられることはあるものなのだ。
これからも、また、処方しながら、しっかりと母を見つめ、のんちゃんレポートをしていこうと思う。
決して現実から目をそむけないために。