母の回復は、早期リハビリと、スタッフの人や先生達の力はとても大きいと思う。
助かった能力を最大限救ってくれたから、孫を見て思い出したり、自分の名前も言えるようになった。
でも、もうひとつ、アロマの効果も侮れないと私は思っている。
ほぼ毎日、ラベンダーと何かを組み合わせて母に処方してきた。
ラベンダーが万能で使いやすいのもあるけれど、母の好きな香りなので・・・・。
嚥下がうまくできない時は、食事の後、喉が痛むと思ってスッキリ通る組み合わせで・・・・作業療法や理学療法の時間が長くなった時は筋肉や関節を柔らかく動かせるように。
動かないほうの手には、血流を良くするものを・・・・。
こういうものの力は、派手に働かないけれど、でも、寝てる間もずっと母の体を守ってくれていたに違いない。アロマがすべて、とか、そういう偏った思い込みは良くないけれど、(あまり極端だとね・・・・^_^;)
でも、この知識を持っているとそうでないとでは、随分違っているんじゃないかと思う・・・・。
もし、知らなかったら私は母に触れることもなく、ただただ悲しみながら、遠くから見つめているだけだったのじゃないかと思うのだ。
でも、毎日マッサージをしながら、母と触れ合い、香りで自分も一緒に癒されていたのだと思う。
母のためだと思うから続けられた。
そう言う意味ではボランテイアや仕事もそうかもしれない・・・。
だれかの役に立つことがうれしいから続けられる、回り回って自分の知識が増え、気がつけば、周りに支えられている。
自分のためだけだったらなかなか続かないと思うのだ。
私ががんばってるのではなく、がんばらせてもらえている・・・・・そんなことに今まで気付かなかった間抜けな自分が情けない。
アロマに限らず、正しい知識を積み重ね、明日の自分につなげていこう。