椿姫の贅沢たまご石けん

これは、特別な石けんです。
我が家において・・・・・という、狭い社会においてですけど・・・>^_^< 椿油は、スキンケアに随分使っていましたので、石けんにすると極上の仕上がりになることは分かっていました。
クリーム、乳液、ヘアワックスなど・・・とにかくお肌に乗せるとすっとなじむのに、全然重たくないのはこのオイルの特性。
昔から日本人が使っていたというだけあって、ホントに相性がいい人が多い・・・。

そして、卵を混ぜてみると・・・・・ううーん・・・これに限るーと自画自賛したくなる出来になっちゃったのでした。オリーブほど重たくなく、でもしっとりという、その感触は、色々なオイルを混ぜてもなかなか出せなかったものだったのです。
各オイルの脂肪酸の組成表を見ていて、椿よりも良いはず!というブレンドで作ってみるのですが・・・・椿オイル単独に卵というシンプルなものにかなわないのはなぜ・・・・?
そういう時に、植物パワーのすごさをつくづく思い知らされます。
理屈じゃない部分ですね・・・・。

しっとりさ加減は、卵黄を1個にするか2個にするかで決めます。
我が家では、冬は、ほんのり黄みがかった、2個入りが定番。
夏は白くてすっきりした1個入りが良く登場します。

どのみち、椿油は高級な油なので、作る時にもお高くつきます・・・。

なので、精油も、ケチケチせず、どーんと大盤振る舞いの、超贅沢石けんにしてしまいます。
特に、自分の家族が使うものは、値段を考慮しないので、かなり思い切った(?)石けんを作成してしまいます。

これは、プレゼントでお友達に差し上げたりしますが、譲ってと言われても売ったことがほとんどないものです・・・。
だって、されど石けん・・・・でも、たかが石けんって言うとおりで、お高いから、ちょっぴりしか使わないのでは、よさを実感してもらえないから・・・・。
適量使ってこそ、効果もわかるというものです!

卵を使う石けんは、温度管理と混ぜ方に注意が必要。
温度が低すぎたり、混ぜ方が足りないと、肌あたりがあまりよくないぽろっと崩れてしまう石鹸になったり、ムラのある石けんになったりします。
また、温度が高すぎると、タンパク質が、石けんの中でいり卵状態になってしまって、粒粒が入った不思議な石けんになります。見た目が悪い・・・・・^_^;
そこさえちゃんと守れば、気持ちのいい石けんになってくれます。
自分で作ってみて欲しい石けんベスト3のうちのひとつです。