5月13日(土)ちょうどいい

ボディタオルを持っていこうかと思案した。
けれども旅の途中に、
濡れたままトランクに詰めるものがあるのも、
けっこうやっかいなもの。
それで結局持っていかなかった。

バスルームでは、
石けんを泡立てて体を洗うのに、
ホテルのハンドタオルを利用していたが、
ふと思いついて、
重曹と石けんのボディスクラブを使ってみる。

日本では私の場合、
夏のよっぽど汗をかいた日などしか使わないレシピだが、
ひょっとしたら、と思った。

案の定、ちょうどよい。

洗いあがりのしっとり感は、
他にローションやクリームを必要としない。
(日本でこのレシピを使うと、
少ししてローションを塗りたくなる)
石けんは最後に肌の上で潤いに変わります、
と、ふだんから申し上げているけれど、
水が硬いとそのようにして残る量が多いと実感する。

重曹のスクラブ感も心地よく、
疲れた体に対してやさしいマッサージ効果があるので、
旅の間ずっと続けたかったが、
それでは持ってきた重曹の量が、
あっという間に足りなくなるおそれがあったので、
ときどき行うスペシャルメニューとすることに。

この旅では日量30g程度しか予想していなかった。
理想は重曹一日50~60g見当かもしれない。

どれくらいがちょうどいいのか、細かいことは、
やっぱりその土地に直接アクセスしてわかること。
ラジオのチューニングと同じだなと思う。