アキバで月例の勉強会。
夕方からは琵琶を聞きにオペラシティに。
今日も新しい人物と事物にたくさん出合う。
家に帰った頃には、心地よい疲れに包まれていて、
体的にはそのまま眠れば至福のひととき、
という気配がみなぎっている。
ところが、またやってしまっている。
つい、パソコンを開いてメールチェック。
つい、そのついでにネットサーフィン。
あげくのはてに、
近いうちに目を通さなくてはと思っていた本を、
夜の夜中に広げて速読し始めてしまった。
まずい。
また朝五時まで起きているつもりか。
無理矢理、「体」から「本」を引っぱがし、
「人」としてやるべきことをやる。
人が主となることが、「住」むということだから、
それが本やパソコンに乗っ取られてはいけないと思うよ。
さらに言うならば、
「作」るということは、
人であり乍ら(ながら)の所為ゆえに。
主あっての産土であろう。
ちゃんと暮らさなくちゃダメだよ。
ええもう、
こんな屁理屈を発明しているヒマがあったら、
さっさと寝なさい!
頭の中、母の声で世の良識が叫ぶ。
ハイハーイ!
今日は言うこと聞くよ。
一つ、屁理屈を作れて、
それから眠れるのはウレシイからね。
……まったくもう、なのである。
オヤスミ、オヤスミ!