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話題634 | ■柔軟材について ちかこ 2004/2/21(土)23:50

洗濯のすすぎのときに柔軟材の働きをするものを入れると、ふんわり仕上がると本で読みました。柔軟材の働きをするものについて…ですが、重曹の本には「重曹を入れてすすぐと石鹸かすが取れるし、中和されて良い。」と書いてありました。別の本には「すすぎの時にクエン酸(またはお酢)を入れると石鹸のアルカリ性が中和されて良い。」と書いてありました。
重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性で正反対のものだと思うのですが、どちらでも柔軟材の働きには違いがないのでしょうか。
それから、以前すすぎの時にクエン酸を入れたら、洗濯物に少しぬめり気が残ってしまったのですが、クエン酸の量が少なかったのでしょうか。
色々試していますが、自分に合った方法がなかなか見つかりません。どなたかご存知でしたら、どうぞよろしくお願いします。

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投稿1 | ■Re0:柔軟材について io 2004/2/22(日)13:28

ちかこさん、こんにちわ。
みなさん、こんにちわ。

> 重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性で正反対のものだと思うのですが、どちらでも柔軟材の働きには違いがないのでしょうか。

重曹は、柔軟剤ではありません。
しかし、一回目のすすぎのときに重曹を用いると、まだ衣類に残っている体脂&石けん由来の「脂肪酸」をよく中和し、水溶性にして洗い流すことができますので、
結果的に非常によくすすぐことができ、柔軟剤を使わずともふんわりと仕上げられます。
タオルなどで試すとよくわかると思いますので、一度比べてみてはいかがでしょうか。

一方、クエン酸というより、ビネガー(酢酸や食酢を含む、お酢全体)全体の性質として、
石けん洗濯のときの優秀なリンス(すすぎ)剤になってくれることは確かです。
この場合、リンス剤とは、
(1)石けんカスを洗い流す
(2)衣類を保湿して柔軟性を与え、静電気を防ぐ
(3)動物性繊維のキューティクルをひきしめる
この3つの条件を満たし、洗濯の作業を仕上げることをさします。
ただし、ビネガーの場合の(1)〜(3)の効果は一時的です。
特に酢酸系の場合、役目を果たしたあとは乾くにつれて揮発し、残りません。
それに対し、市販の柔軟剤は、主に洗浄時に用いた合成界面活性剤を中和するだけでなく、
持続的に保水して衣類にずっと柔軟性を与えたり、
静電気防止効果や香りを与えたりすることも目的にしていますので、
もとより、かなり衣類に残るような設計になっていると考えてください。

というわけなので、もしすすぎに余裕がおありならば、
自然なお洗濯のときは一回目のすすぎを重曹で、二回目のすすぎをビネガーでなさると完璧です。
一度すすぎしかできない場合は、ビネガーでよいと思います。

> それから、以前すすぎの時にクエン酸を入れたら、洗濯物に少しぬめり気が残ってしまったのですが、クエン酸の量が少なかったのでしょうか。

石けん分が残ってしまったのではないでしょうか。
ビネガー投入の前に、できるだけきれいにすすいでおくと、
いろんな手間や材料の節約になりますよ。

ちかこさんのぶつかった問題は、
これまでもたくさんの人がディスカッションしてきたことと似ていますので、
このフォーラムを「洗濯」「柔軟剤」などといった気になる言葉で検索してみてくださると、
参考になる情報にたくさん接することができると思います。
話題の番号をピックアップしようかと思ったのですが、
たくさんありすぎたのでやめました。(^^;

ぜひ、上手なコツをつかまれて、
合理的で、楽で、安心な、未来型ナチュラル生活をお続けください。
またいつでもご質問どうぞ。(^^)

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