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話題439 | ■「重曹洗濯」と「その他のアルカリ剤での洗濯」の違いについて さゆ 2003/3/6(木)11:33

こんにちは。
あるサイトで、石鹸洗濯とセスキ炭酸ソーダや炭酸塩での洗濯の併用を
薦めているところがあります。私もその影響で炭酸塩で洗濯をしているのですが、
最近、こちらで重曹洗濯が話題になっていますね。とーっても
興味があるのですが、炭酸塩と重曹ではどんな違いがあるのでしょうか。
単純に言うとアルカリの強さが違うというのは分かるのですが
それだけでは、ないような気がします。
どちらにも、長所・短所があるような気がしているのですが
分かる方がいたら、教えてください!!

( )


投稿16 | ■Re15:「重曹洗濯」と「その他のアルカリ剤での洗濯」の違いについて いなほ 2004/8/27(金)07:47

みなさん いろいろと参考になるお返事ありがとうございました

重曹の効果を上げるのは「温度」「時間」「濃度」だったのですね
よくわかりました
私には時間も温度も足りなかったです〜
重曹を振りかけてすぐ洗う(なにぶんせっかちなもんで)&水で洗ってました(^^ゞ
これじゃぁ重曹の働くヒマがなかったのですね

私の使っている粉石けんは純石けん分98%で助剤がまったく入っていないので
これも原因かしら?と思ったのですが、もっと根本的な問題だった
今までの合成洗剤の使い方とは違った方法を取り入れていかねばダメですねー
勉強不足で恥ずかしいですーー

ioさんの「単に汚れ落ちだけを優先させるのであれば合成洗剤で・・
というのは、なるほどもっともな意見だと思います
せっかく肌にも環境にも優しい「ナチュクリ」に出会ったのですから
最大限引き出す方法を考えていきたいです

のんちゃんさん、いつも超初心者の私に丁寧なアドバイスありがとうございますm(__)m
食器洗い機!羨ましいっす
食洗機って水道代の節約にもなるんですよね〜
できれば取り付けたい(いつになるやら・・)目下のところNO,1商品です
当面は手洗いでがんばります
で、熱湯が効果的ということで洗い終わった食器類にヤカンでお湯をかけてみました
これは効果ありました!特にタッパ類や子供の耐熱プラスチックの食器がすっきり
ちょっと面倒なので毎回は無理ですが気になるときはこれもいいかなと思います

kaoriiikoさん!うちにもあるのです!!
油べっとり、真っ黒で使うのが怖い天ぷら鍋が。
さっそくこれを重曹で洗ってみます
再びこの鍋の出番がやってくるとは(毎回捨てようと思いつつ奥のほうに入れっぱなしで忘れてたんです)楽しみです

みきっこさんの洗濯方法参考にさせていただきます
今はタオル類は重曹と過炭酸ソーダでアルカリ洗濯、その他を石けんで洗ってます
うちの粉石けんには助剤が入っていないので、セスキを使うと良いかもしれません
まだまだ始めたばかりでいっぱいいっぱいの状態です^_^;
においや洗い方など気になることは多々あるので、少しずつ洗濯方法も換えていきたいと思ってます
次は炭酸塩入りの粉石けんにするのも良いですね
ありがとうございました

( )


投稿15 | ■Re10:「重曹洗濯」と「その他のアルカリ剤での洗濯」の違いについて io 2004/8/27(金)00:51

いなほさん、こんにちわ。カメレスですみません。

> とioさんの説明にありますが、過炭酸ソーダには漂白作用があるので
> 通常の洗物にはセスキや炭酸塩だけで使ったほうがいいのでしょうか

うーん、いずれも重曹に比べてアルカリの高いものですので、どうでしょうか。。。
とりあえず、お避けになったほうが良いのは、炭酸塩です。
単独では間違いなく肌がガザガザになります。鼻や目などの粘膜につくと危ないですし。
セスキも、炭酸塩ほどではありませんが、お肌の敏感な方や弱い方の中には、
荒れるという方がいらっしゃいます。それに比べて重曹はめったにそういう話を聞きません。
かえって、洗い物をしているうちに肌がしっとりしてきた、などというお話をよく聞きます。

何を生活の中心にすえるか、ということで、一度お考えになってみてください。
確かに、アルカリ度が高いほうが汚れ落としには強力ですが、
それならばむしろ、これまでの市販のクリーナーで十分だと思うのです。
赤ちゃんからお年寄りまで、誰もができる、安心して続けていける自然素材とその活かし方を工夫する、
そこに重曹の出番があります。

少しやっかいな油モノなどのお掃除のときは、特に、
重曹では落ちないと思う前に、「どうやったら重曹に十分に働いてもらえるか」、
そのための条件を整えるように考えてみてはいかがでしょう。
のんちゃんがおっしゃるように、一般に重曹の反応を高めるには、
温度を上げること、濃度を上げること、時間をとること、このどれもが有効です。
たとえば重曹を溶く水を、水道水そのままでなく、温かいお湯にするだけでも全然違ってくるんですよ。
へらで食べ残しを落としておいたり、漬け置きや振りかけ後の時間をとるようになされば、
もっと効果があがるようになります。サッと一手間、それが、
これまでのやり方と少しだけ違う点かもしれませんので、
家事動作の組み立てを、楽しく検討し直してみてください。

がんばってくださいね。
おだやかで気持ちのいい天然素材だけでまかなえる、
いなほさんならではの、未来型ナチュラルリビングの実現を、
みんなで応援しています。(^^)

( )


投稿13 | ■Re10:「重曹洗濯」と「その他のアルカリ剤での洗濯」の違いについて みきっこ 2004/8/23(月)09:01

いなほさん、こんにちは。
皆さんこんにちは。

私はセスキでのアルカリ洗濯を取り入れています。
石けん使用量も減るし、時間短縮節約で本当に大好きです。
石けん(炭酸塩入り石けんを使用)で洗うのは数回に一度です。
そして、かなりの回数の石けん洗濯をしたら石けん洗濯に酸素系漂白剤を入れてアルカリ度をあげた洗濯をしています。
これは洗濯物がすっきりする気持ちがしています。
ですので、私は炭酸塩は用意していません。

台所ですが、洗濯用の純石けんでとろとろ石けんを作り、セスキを混ぜています。
ペパーミントやレモンの精油も入れて気持ちいい香りに包まれて食器洗いをしています。
セスキは油汚れがとてもよく落ちますよ。
もしセスキを買われたら試してみて下さいね。

掃除もセスキ水で掃除する事も多いです。

私は重曹も大好きです。
こちらのショップで食レベルの重曹をいただいています。
小さい子供がいるので安心して使えますよね。
安心度は「食用」という部分でセスキよりいいかなと私は考えています。
重曹は、研磨効果を期待する場面の活躍も多いです。
シンク磨きは純石けんと重曹とペパーミント油を混ぜて掃除しています。
綺麗になるし、ペパーミントのいい香りと殺菌効果で、本当に気持ちいいです。

他は粉の酸素系漂白剤と混ぜてペーストにして使ったりしています。
こちらで教えていただいたのですが、カビがはえてしまった時にも使います。
とても綺麗になりますよ。

こんな感じで、重曹やセスキ両方大好きなんです。
使い分けて楽しんで使っています。

( )


投稿12 | ■Re10:「重曹洗濯」と「その他のアルカリ剤での洗濯」の違いについて のんちゃん 2004/8/23(月)02:17

こんばんわ いなほさん、こんばんわみなさん

>
> 炭酸塩、重曹、過炭酸ソーダの使い分けがわからずに
> 過去ログを引っ張り出しております

リンク集の「石鹸百科」さんのHPにそれぞれの違いなど詳しくのってますので参考にしてみてください。


>
> 木内さんのところで重曹と過炭酸ソーダを購入し、洗濯に使っています
> うちでは汚れのひどい洗濯物は少なく、バスタオルやタオルなどの比較的汚れの軽い洗濯物が多いのです
> それで毎回石けんでの洗濯よりはアルカリ洗濯を取り入れた方が良いのではないかと考え、いろいろ調べてみて炭酸塩やセスキ炭酸ソーダなどの存在を知りました
> 今のところ洗濯は重曹と過炭酸ソーダ(たまに石けん入り)クエン酸でなかなかきれいに仕上がってます
>
> でも台所の油汚れには重曹では少し物足りなさを感じています
> 油用の鍋やフライパンは軽く拭いた後重曹を振りかけてトロトロ石けんで洗ってますが
> 3回くらい洗わないとギトギトが取れません
> 使い方が悪いのでしょうか・・
> 重曹よりも過炭酸ソーダの方が効果的ですか?

私は食洗機愛用者ですが、重曹だけでほとんどの汚れが落ちています・・・・。
なので、kaoriiikoさんおっしゃるように、水温の加減が大きいと思います。
食洗機、うちのは70度で洗うので、本当に重曹だけでほとんどいけています・・・。
お湯でやってみるといいと思いますヨ。(手洗いの時はそりゃ70度って訳には行かないとは思いますが・・・・>^_^<40度位でも十分だと思います)

だって、以前、手洗いをしていたとき、手ががさがさだったんです・・・・それって、やっぱり冬はお湯でやっていたせいもあると思うんです・・・・・。
それくらい油を落とす力が強いんですよね・・・お湯って・・・・。

重曹の化学反応を進めてあげるて効果を高める方法は、時間をかけるか、温度を上げるか、がキーポイントなので浸け置きもなかなかですよ。


> とioさんの説明にありますが、過炭酸ソーダには漂白作用があるので
> 通常の洗物にはセスキや炭酸塩だけで使ったほうがいいのでしょうか

これは、使っている方の好みによる部分も多くて、過去ログで見ていただいたとおり、セスキだけでOKの方もいれば、石鹸使用じゃなきゃ嫌って場合もあって、色々やってみて、いなほさんに合うやり方を見つけてみるのが一番ではないかなあと思います。
上記に書いたように、特性などを充分に理解された上で使い分けるのも素敵ですよね。

>
> あと、炭酸塩を薬局に買いに行ったのですが印鑑が必要だと言われました
> 私は10年ほど前「染織」をしていた関係で苛性ソーダなどの薬品を使っていましたが
> その時は印鑑は必要ありませんでした
> 現在は苛性ソーダや炭酸塩を購入するときは印鑑が必要なのでしょうか?

炭酸塩は印鑑なしで1年程前にネットで購入した事があるんですが・・・・(友人と共同購入で、石鹸百科さんから・・・・)、苛性ソーダは印鑑が必要です。劇薬ですので紙に使用方法と名前と住所を書かされ、印鑑をつかされます。
苛性ソーダは、他にもいろいろ規制があって、例えば公共の乗り物に持って乗ってはいけないとか(せいぜい自転車か徒歩か、自家用車で運ばなくちゃいけないんですね・・・・)、印鑑が要るくらいですから、未成年は購買不可とか、しっかりとした保管庫のない薬局には売っていないとか、なんかいろいろあります。
ネットでいろいろ見てみるのも手じゃないですか?
ドラッグストアなんかだと、店員自体がアルバイトだったりして、それこそ炭酸塩って、炭酸ソーダとも呼ぶので、苛性ソーダと区別つかなかったり、私自身も酢酸を気楽に手に入れるお店を見つけるまで、4・5件お店を探しましたから・・・・。
一気に進めるのもいいですが、少しずつ試しながら進んでいくのも楽しいですよ。
私自身も、これは必要と思って買ったものの、結局使わず、人様に使ってもらったり、なくなるのに(たいした量でもないのに)1年くらいもかかった事もあって、なんだか勿体無いなあと思いましたから・・・・。(使ってみたいといってくれた人がいたのは幸いでしたが・・・いなければただのゴミですもんね・・・・)

( 讃岐では「ちいさい」のことを「ちょんまい」と言う・・ )


投稿11 | ■Re10:「重曹洗濯」と「その他のアルカリ剤での洗濯」の違いについて kaoriiiko 2004/8/23(月)01:08

いなほさん、こんにちは。
すっごーーーーくおひさでここに登場させていただきます。kaoriiikoです。
(皆さん、知らないって?(笑))

> でも台所の油汚れには重曹では少し物足りなさを感じています
> 油用の鍋やフライパンは軽く拭いた後重曹を振りかけてトロトロ石けんで洗ってますが
> 3回くらい洗わないとギトギトが取れません
> 使い方が悪いのでしょうか・・
> 重曹よりも過炭酸ソーダの方が効果的ですか?

台所の油汚れはですね、まずそのギトギトを新聞紙なんかで十分ぬぐい取ってみてください。
(あ、これはやられてるかな?)
それからですね、早く仕上げたい場合、重曹をぱぱっと振りかけたらお湯を使ってみてください。
そうすると、あ〜ら不思議。
さらさら〜っとそのギトギトが取れます。
重曹すごいっ!!!と感動しますよ。
遅く仕上がっても大丈夫な場合、ギトギトを拭った後に水をすこしかけて重曹をぱぱっと振りかけてちょっと溶かして置いておきます。(水溶き重曹でもいいですが。)しばらく置いておくと、やっぱりちゃんと油汚れはさらさら〜っと落ちてくれます。重曹が油を分解してくれるんだそうでうす。(ですよね?ioさん。)

昨日あるところで年代もののすっごく真っ黒に仕上がってるてんぷら鍋を重曹水の中に入れてぐつぐつ煮こんでおきました。で、その顛末は置いといて、私はそのお鍋をぐつぐつ煮た、その土台のお鍋を洗いに行ったんです。もう、脂ぎってるなんてもんじゃなかった、中のお湯。
重曹で煮たからきっとこの油石鹸で洗わなくてもいいかなぁ〜、と思いながら鍋をぐるぐるっとゆすったんです。そうしたら、上にギトギトしていた油がだんだん溶けてなくなっていくじゃありませんか!
で、最終的には、石鹸なんか使わなくてもそのままさらさら〜っと洗えてしまいました。
思わず、“重曹すごい!!!”と叫びたくなりましたよ。(笑)

セスキとか炭酸塩とか買わなくても、台所の汚れは重曹で十分対応できると思います。

( 最近、ボランティアづいてまして… )


投稿10 | ■Re7:「重曹洗濯」と「その他のアルカリ剤での洗濯」の違いについて いなほ 2004/8/22(日)05:22

皆さんこんにちわ

炭酸塩、重曹、過炭酸ソーダの使い分けがわからずに
過去ログを引っ張り出しております

木内さんのところで重曹と過炭酸ソーダを購入し、洗濯に使っています
うちでは汚れのひどい洗濯物は少なく、バスタオルやタオルなどの比較的汚れの軽い洗濯物が多いのです
それで毎回石けんでの洗濯よりはアルカリ洗濯を取り入れた方が良いのではないかと考え、いろいろ調べてみて炭酸塩やセスキ炭酸ソーダなどの存在を知りました
今のところ洗濯は重曹と過炭酸ソーダ(たまに石けん入り)クエン酸でなかなかきれいに仕上がってます

でも台所の油汚れには重曹では少し物足りなさを感じています
油用の鍋やフライパンは軽く拭いた後重曹を振りかけてトロトロ石けんで洗ってますが
3回くらい洗わないとギトギトが取れません
使い方が悪いのでしょうか・・
重曹よりも過炭酸ソーダの方が効果的ですか?

> 過炭酸ソーダは、話題419のツリーで過炭酸ナトリウムとしてご紹介しましたが、
> 要するに過酸化水素と炭酸塩の化合物なので、二つの役割を持っています。
> 漂白や殺菌の作用は過酸化水素が担い、残りの炭酸塩は、
> 水溶液のアルカリを強めに保つ作用と、金属イオンをキレートして石けんかすを作りにくくする作用を担っています。
>
とioさんの説明にありますが、過炭酸ソーダには漂白作用があるので
通常の洗物にはセスキや炭酸塩だけで使ったほうがいいのでしょうか

あと、炭酸塩を薬局に買いに行ったのですが印鑑が必要だと言われました
私は10年ほど前「染織」をしていた関係で苛性ソーダなどの薬品を使っていましたが
その時は印鑑は必要ありませんでした
現在は苛性ソーダや炭酸塩を購入するときは印鑑が必要なのでしょうか?

( )


投稿9 | ■Re8:硬水事情でーす やはり・・・ 木内クリーニング 木内茂二 2003/3/31(月)23:35

かめさんへ

やはり、ヨーロッパ全体は、硬水と聞いていましたのでそちらもそうでしたか。
硬度分を調べたいものですね。遠いですがこちらに送ってこれれば水分析に
掛けると、どのようなミネラルがどれくらい入っているか計測できます。
イギリスでは、良く紅茶を飲まれると思いますが、カルシウムが多い水で沸かした
お湯で飲みますと、タンニンと化合して雑味となって、本来の味が失われてしまい
また、色合いも鮮やかに出ません。
そちらには軟水器が販売されているのでしょうか。
洗濯にも入浴にもお料理にも軟水を使うとすべて優良化します。
洗浄剤は半分で済み、髪の毛は軟水と重曹を大さじ2杯溶かした水溶液で
すべすべになり、クエン酸でリンスしますとさらに効果アップします。
お料理も特にご飯が美味しくなりますよ。パンの焼き上がりの風合いも
変わってきます。パスタの茹で上がりも艶と食感がまったく違います。
クリーニングのお客様で飲食店が銀座・八重洲に70軒位ありますが、
自分が考案した軟水活性水器を使っていただいてるところはお客様の
評判が非常に高いです。
もし、イギリスで軟水器が売っていたら買ってお使いになることをお薦めします。
もしなかったらもの凄いビジネスになり、輸出して差し上げます。

> あと、木内さんの質問ですが、英国では洗濯機はドラム式がほとんどですね。
> 蓋が上ではなくて、横についているやつです。
> うちのブランドはARISTON(アリストン)というメーカです。
> どこの国の製品だったかは分かりません〜。
> この機種には、洗剤アレルギー(主人がそうです)の人のための2度すすぎ
> 機能がついていたので、わざわざこれを買ったと記憶していますが、洗濯時間が
> たっぷりと1時間以上かかる!のでエコロジカルじゃないな〜といつも思っています。
>
> いつもこの超硬水と石鹸カスの間でなやんでおります〜。
>
> とうことで、思い付くまま書いてみました〜。
> ではでは。

軟水器がなければ、重曹を大さじ3杯入れて洗濯してください。
石けんカスの問題は、軽減できると思います。
1時間以上かかる洗濯時間も手動で操作できると思いますので、重曹を使えば
短時間で洗えますので、我が家でもスウェーデンのエレクトロラックス社
のドラム式洗濯機を使っていますが1工程30分でできます。
ニュージーランドには当店の技術導入をする話が持ち上がっており
6月には日本にあちらで展開する方がやってきますので楽しみにしています。
イギリスでもかめさんお願いします。
木内クリーニングは、重曹を使ったクリーニングでは世界で1番ですよ。

( クリーニング繁忙期到来 )


投稿8 | ■硬水事情でーす かめさん 2003/3/31(月)19:41

さゆさん、ioさん、木内茂二さん、こんにちは〜。

かめのカメレスです。

>ioさん、木内さんへ

イギリスの硬水についてちょっと書かせて頂きたいと思いまして・・
といっても私の意見は、ほとんど悩みに近いものですが。

こちらの硬水の中身についてはまだきちんと調べた事がありません・・
ドクターやメディアから聞く話だと、チョークやカルシウム分が
とても多い硬水らしいのです。

特に英国の南部(ロンドン含む)は、イギリスの中でもベリー・ハード
ウォーターと洗剤の裏によく書いてありますから、おそろしく硬いです。
やはり南部の土は、アルカリの粘土質が多いので、お水と大きな関係が
あるのでしょうねー。

こういう硬水は非常に厄介だなぁといつも思います。
というのも、日本のお水にくらべて

・肌や髪を洗うと1週間でパサパサに乾燥してしまう
・食器を洗ったときも手がかさかさになる
・シンク、蛇口、お風呂、ケトルなどあらゆる水周りにすぐ白い固まりがついて、
  絶えずお酢やクエン酸で取らなくてはいけない。
・石鹸カスがめちゃくちゃ多くて、食器などの石鹸洗いに困る(石鹸カスが多いと
脂肪酸が多くなるので、食器がいつまでもネトッとしています)
・同じく石鹸カスが多いので、洗濯ドラム裏に付着しやすく、すぐにかびの原因になる。

などなどです〜。
この間ioさんがおっしゃっていた、イオン水で食器を洗うという画期的な食器洗い機
(でしたか?)のお話にもあったように、確かにミネラルは蛋白質を取る役目に
なるというのはよーく分かります。
いつも私の髪や肌はパサパサですもん(悲)。

私としては、硬水は厄介だとしか思った事がありませんが、硬水でもどんなミネラル
が含まれているかによって性質が違うのでしょうかね?。興味あるところです。

あと、木内さんの質問ですが、英国では洗濯機はドラム式がほとんどですね。
蓋が上ではなくて、横についているやつです。
うちのブランドはARISTON(アリストン)というメーカです。
どこの国の製品だったかは分かりません〜。
この機種には、洗剤アレルギー(主人がそうです)の人のための2度すすぎ
機能がついていたので、わざわざこれを買ったと記憶していますが、洗濯時間が
たっぷりと1時間以上かかる!のでエコロジカルじゃないな〜といつも思っています。

いつもこの超硬水と石鹸カスの間でなやんでおります〜。

とうことで、思い付くまま書いてみました〜。
ではでは。

( 今日もいい天気! )


投稿7 | ■Re0:「重曹洗濯」と「その他のアルカリ剤での洗濯」の違いについて io 2003/3/13(木)17:43

さゆさん、こんにちわ。
カメレスで恐縮です。

> 興味があるのですが、炭酸塩と重曹ではどんな違いがあるのでしょうか。

炭酸塩は、炭酸ソーダ、炭酸ナトリウムとも呼ばれ、
ナトリウム、炭素、酸素からできています。(Na2CO3)
重曹は、重炭酸ソーダ、炭酸水素ナトリウムとも呼ばれ、
ナトリウム、炭素、酸素、そして水素からできています。(NaHCO3)
そしてこの二つは親せきのような関係で、
炭酸塩は、実は重曹を十分に「炒る(熱分解する)」と得られ、
重曹は、逆に炭酸塩に二酸化炭素を化合させると得られます。

いっぽう、炭酸塩と重曹は水に溶いたときのアルカリの強さはかなり違うものとなります。
炭酸塩は、11.2前後。重曹は8.2前後。前者だとお洗濯には効果的だけど、
手が荒れることがあるのよね、と、いろんな方がおっしゃっているように、
重曹のほうが中性(7)に近いぶん、やはり手肌には穏やかです。

重曹での洗濯が、炭酸塩とまた違う意味で話題になるのは、
ひとつには手肌、ひいては排水の地球に与える影響の優しさのためではないでしょうか。
また重曹には粉状でも水に溶けていても高い消臭効果がありますが、
炭酸塩にはそれを期待することはできません。
さらに重曹はpHの緩衝作用(溶液を極力一定に、中性に近くに保とうとする力)を持っていますが、
炭酸塩にはそれを期待することはできません。
そこでセスキ炭酸ソーダのように、炭酸塩と重曹を混合して、洗浄効果はしっかり狙うけれど、
pHは炭酸塩より穏やかに抑えようとする製品も出てくるわけです。

過炭酸ソーダは、話題419のツリーで過炭酸ナトリウムとしてご紹介しましたが、
要するに過酸化水素と炭酸塩の化合物なので、二つの役割を持っています。
漂白や殺菌の作用は過酸化水素が担い、残りの炭酸塩は、
水溶液のアルカリを強めに保つ作用と、金属イオンをキレートして石けんかすを作りにくくする作用を担っています。

というわけなので、
重曹でのお洗濯というのは、汚れがきつくなってから、というよりも、
毎日毎日の生活の中で汚れをためずに、おだやかに着実に清めていくのに向いている、
と思います。

とはいえ気になる汚れをいっぺんに落とそうとする場合、
すばやく汚れ落としを試みることができればいいのですが、そうもいかなかったときは、
布が傷んだり、手肌が荒れたり、浄化槽のバクテリア君たちをびっくりさせるだろうとわかっていても、
やっぱり重曹よりも強い作用を持つセスキや炭酸塩、そして過炭酸ソーダが恋しくなります。(笑)

なので、ま、簡単に言うと、こういった天然物質を利用している私たちの、
場合に応じた使い分け、というのが、一番大事なことかなあ、と思います。
汚れの程度や質を見極めるのも大事でしょうし、
コットンを洗うのか、毛糸を洗うのか、合成繊維を洗うのか、
それによっても石けんと組み合わせる物質すなわち、
重曹なのか、セスキなのか、炭酸塩なのか、過炭酸ナトリウムなのかは変わってきます。
コツがわかってくると、ほとんど重曹だけで“キレイのレベル”を高く保ったまま、
お洗濯もお掃除も、つまり家事の大事なところの手抜きができちゃうようになりますので、
「家事は化学!」これを合い言葉に、
これからもみんなで頭を使ったお洗濯を目指していきたいものですね。(^^)

長くなりました。
ご参考になりますれば幸いです。

( そろそろ冬用リネンの洗濯時が来ますね )


投稿6 | ■Re4:プロの意見!! 木内クリーニング 木内茂二 2003/3/12(水)07:54

こんにちは
かめさんはじめまして

> さゆさん、はじめまして。
> isodaさん、こんにちは〜。
> 木内茂二さん、はじめまして、メンバーの一人でかめと申します。
>
> 丁寧なカキコミありがとうございます。
> やはり、プロの重曹クリーニング屋さんの意見は凄いなぁと感心しております。

有難う御座います。
毎日が、研究の連続で勉強です。
新素材は出てきますし、過度の価格競争の中、技術は
要求されますが、かといって料金に転化できない面もあり
しかし、本物は必ずご理解いただけると信じて頑張っています。

> 私はアロマセラピスト(ホリスティックマッサージ師)でして、
> 仕事柄白いシャツをよく着るのですが、油をつかうので
> よーくシャツに油のしみがついてしまうのです。
> 石鹸やグリセリン、重曹などでこするのですが、やはりしみが残ってしまい
> 本当に困っていたのです。
> 「炭酸ソーダーに挑戦してみようかな?でも生地が傷みそうだな・・」
> とちょうど思っていたところだったので、とっても参考になりました。
> 私は英国に住んでますので、早速こちらで過炭酸ソーダなるものを購入してみたい
> と思います。まずは英語名を調べなければいけない〜。

英国にお住まいですと、洗濯機はドラム式が主流でしょうか。
英国には、洗濯機メーカーはどのようなブランドがありますかね。
ドイツはボッシュ、スウェーデンはエレクトロラックスなどあります。
また、韓国のLG電子もかなり低価格高性能でヨーロッパに輸出されています。
水の硬度分もどのくらいなのでしょうか、大変興味がありますね。
クリーニング料金は、どれくらいでしょうか。
ドライクリーニング溶剤は、多分トリクロロエチレンでしょうか。
そうでしたらなるべく自分で洗ってください。
オゾン層破壊対応フロン溶剤もヨーロッパで普及し始めると思います。
この溶剤を使っているクリーニング店を早く見つけてくださいね。

> ホームページも覗かせて頂きました。とても面白く興味深いですね。
> クリーニング以外でもずいぶん科学的、癒し的なものに精通されていると
> お見受けしました。
> よろしければまた、遊びにいらしてご意見お聞かせください〜。
> よろしくお願いしますね。

出版社と意見の相違で落ち込みはしませんが、もやもやしていた
ところでしたので、勇気が湧きだしきました。
お褒めいただいたことを感謝しております。
かめさん、有難う御座いました。

( 元旦・2日休んだきり、多分今年は休みなし )


投稿4 | ■プロの意見!! かめさん 2003/3/11(火)07:25

さゆさん、はじめまして。
isodaさん、こんにちは〜。
木内茂二さん、はじめまして、メンバーの一人でかめと申します。

丁寧なカキコミありがとうございます。
やはり、プロの重曹クリーニング屋さんの意見は凄いなぁと感心しております。

私はアロマセラピスト(ホリスティックマッサージ師)でして、
仕事柄白いシャツをよく着るのですが、油をつかうので
よーくシャツに油のしみがついてしまうのです。
石鹸やグリセリン、重曹などでこするのですが、やはりしみが残ってしまい
本当に困っていたのです。
「炭酸ソーダーに挑戦してみようかな?でも生地が傷みそうだな・・」
とちょうど思っていたところだったので、とっても参考になりました。
私は英国に住んでますので、早速こちらで過炭酸ソーダなるものを購入してみたい
と思います。まずは英語名を調べなければいけない〜。

ホームページも覗かせて頂きました。とても面白く興味深いですね。
クリーニング以外でもずいぶん科学的、癒し的なものに精通されていると
お見受けしました。
よろしければまた、遊びにいらしてご意見お聞かせください〜。
よろしくお願いしますね。

( )


投稿3 | ■Re1:「重曹洗濯」と「その他のアルカリ剤での洗濯」の違いについて isoda 2003/3/10(月)21:28

皆さん、今晩は。

いつも木内クリーニングさんの説明にとても勉強させていただいています。
私もさゆさん同様、何故何故とずっと思いながら、上手く言い表せなく心の中に引っかかっていたので、なーるほど、とわかってきたような気がします。(まだ気がしているだけのところが悲しいですが・・・)
木内さん、これからも沢山の事をご教授お願いいたします。

( ちょっとご無沙汰しています・・・ )


投稿2 | ■Re1:「重曹洗濯」と「その他のアルカリ剤での洗濯」の違いについて さゆ 2003/3/10(月)10:43

返事ありがとうございました!!!
お礼が遅くなりすみませんでした。。。

そのうち、重曹洗濯やってみようかな・・・

( )


投稿1 | ■Re0:「重曹洗濯」と「その他のアルカリ剤での洗濯」の違いについて 木内クリーニング 木内茂二 2003/3/7(金)21:23

さゆさんへ

 洗濯は、汚れがまちまちですから汚れに応じて使い分けることが必要であると思います。あまり汚れていなければ重曹だけでも綺麗になりますし、カシミヤのセーター、シルクのスカーフ、スーツも洗えてしまいます。もっとも縮み・脱色・型崩れはつき物ですから慎重な取り扱い・選別が必要となります。クリーニング業務で一番汚れのきつい物は、厨房の油がたくさん付いた白衣類です。油は、アルカリ度を上げれば水溶液中に取り込めますが、どうしても生地の痛みが避けられません。そこで、石けんの繊維に穏やかではありますが、高い洗浄力の助けをしてもらいます。石けんは、脂肪酸の濯ぎ性が悪いのでその脂肪酸を落とすための洗浄が必要となり、もう一度洗います。
 一般に手に入るアルカリ剤としては、炭酸ソーダですが、漂白が出来る機能がある「過炭酸ソーダ」との併用をお薦めします。最近お風呂の残り湯を使用される方が多くなってきましたが、万が一を考慮し、殺菌・消毒の必要性があり過炭酸ソーダが向いています。
過炭酸ソーダは、純粋なものと界面活性剤が混入された物が出回っておりますが、表示を見て純粋な商品をお求め下さい。
 この過炭酸ソーダのメーカーは、日本に数社しかなくほとんどの洗剤メーカーはここから買っています。このメーカーとも接点があり、ある用途で私共と研究・開発しております。
 さゆさんの「アルカリの強さが違うというのは分かるのですがそれだけでは、ないような気がします。」発言は、感性の高さを感じます。そうです、本当にそれだけではありません。それは何かは、徐々に解明されるでしょう。楽しみですね。
> こんにちは。
> あるサイトで、石鹸洗濯とセスキ炭酸ソーダや炭酸塩での洗濯の併用を
> 薦めているところがあります。私もその影響で炭酸塩で洗濯をしているのですが、
> 最近、こちらで重曹洗濯が話題になっていますね。とーっても
> 興味があるのですが、炭酸塩と重曹ではどんな違いがあるのでしょうか。
> 単純に言うとアルカリの強さが違うというのは分かるのですが
> それだけでは、ないような気がします。
> どちらにも、長所・短所があるような気がしているのですが
> 分かる方がいたら、教えてください!!

( クリーニング研究家 )